あっちの世界ゾ〜ン第二十六夜「ラジオ」

ちょんびひげたさん談


ラジオを聞きながら仕事をしていて思い出した事なのですが

今から1、2年前の冬、いつも通りの忙しさで午前2時まで残業をしていました。

そして仕事が終わり家に帰る時の車中で起こった事なんですが、

雪がしんしん降り積もる中、車を慎重に運転していましてた。

その時信号が、

赤信号になったので車を停止させ、ついでにラジオのスイッチを入れました。

そしてスピーカーから聞こえて来た番組は、

今時季珍しい視聴者から送られてくる恐怖体験談を紹介する番組でした。

たしかその時の体験談は看護婦さんの話だったと思います。

結構生々しい話だったのでゾクゾクしながら聞いていたのを覚えています。

しかし変なんです。

その日の新聞のラジオ番組欄を調べてみてもそのような番組は、存在していないんです。

同じ曜日の同じ時間にそのチャンネルに合わせても全然違う番組が放送されているんです。

あの番組は、いったい何だったのでしょう。

何かの番組の1コーナーにしては、以上に長い時間放送していたのですが・・・。

(1時間以上)

女の人がその体験談を読んでいたのですが、

感想や意見も何も言わないでただ、もくもくと読んでいました。

恐いというより不思議な体験でした。





     戻る