あっちの世界ゾ〜ン第五十六夜「うふふ..........」

信長波平さん談



昨夜、大学の友人と後輩で飲み会やりまして、怪談話しになったのですが.....

後輩の話しで、めっちゃ恐い話しがあったので、書き込みます。

多分こっちの世界に属すのでは....。


夏休みのある日、父親の会社の別荘へ1泊の旅行へ行きました。

その別荘は平屋で庭に大きな木がある綺麗な家でした。

その夜の事です。

親子3人で寝ていましたが、ふと夜中に目が覚めたのです。

その時ふと耳に女の子の声が聞こえたソウです。

それは、外から雨戸を閉めた窓をコンコンたたき、

窓を見ると30才くらいのおばさんが、窓を叩いていました。

にこにこ...というよりニタ〜っという笑顔で『開けてください...。』と言うのです。

初めはお化けかと思ったそうです。

でも様子で、人間だとわかり(彼は結構霊体験してる)

『何ですか?』と訪ねると、

『うふふ.....開けて下さ〜〜〜い』にた〜......子供のような表情.....

『だめだよ...お父さん起きちゃう!』

『開けてよ〜......』彼女は窓を開けようとします

『だめだってば!』

『じゃ〜表で遊ぼ〜〜〜』

『遊ぶって....なにして......』

『あそこの木の下で......遊ぼ〜〜〜』

気持ち悪いなあ...と思い『帰って下さい!』

『開けて〜入れて〜遊ぼ〜』作ったような笑顔でした。

『もううるさい!』

彼は怒鳴ると眠りにつきました......しばらく彼女は何か話してるようでしたが、

次の日...母の声で目が覚めました。

『今日は表出ちゃだめよ.....』

『なんで?』なにやら外がさわがしい........。

窓の外を見ると警察が集まっていました。

そこには.....大きな木に紐をかけ首をつってる死体がありました。

それは昨夜、窓を叩いていた人でした。


今でも『うふふ...』という声が耳を離れないそうです。





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