あっちの世界ゾ〜ン第六十六夜「壁の中に誰かがいる?!」

ガロンさん談


はじめましてガロンと申します。いつも楽しく読ましてもらってます。


まあ昔の話なんですけど、いいですかね、そうだなタイトルは「壁の中に誰かがいる?!」です。


まあ良くある音だけなのですが、

あれは中学生の頃、部活が終わり顔でも洗って帰ろうとした時です。

体育館の中でステージの横に、水道があってその上が普段使わない用具室でした。

当然上の用具室は鍵が掛かってました。

顔でも洗って出ようとしたとき、上からどかどか音がするのです。

猫が住み着いてると、話しに聞いていたのですが、それにしては異常に大きな音だったのです。

しかたがないので、先生を呼んで調べてもらったのですが誰もいませんでした。

おかしいな〜と思いつつ先生が帰ってから階段を上がって調べたのですが、もう音はしません。

なんだたんだろうと、思い帰ろうと思ったときです。

壁の中から、誰かが叩くような音がどんどんと鳴ってるのです。

その音を聞き付けて、友達も集まって来ました。

その壁はベニヤみたいなので出来てて、そんな音はしないのです。

それでも音が相変わらず、しかも定期的にするのです。

その中の一人が、面白いからボールぶつけてみようとバスケットボールをぶつけたのです。

突然音は鳴りやみ、壁を触ろうとした瞬間、

いままでとは比べ物にならないくらい、それこそ建物が揺れるぐらいな音がしたのです。

あきらかに怒ってるような、音でした。

それは10分ほども鳴ってたでしょうか、あまりの怖さに走って逃げました。

次の日その場所の裏側を見たら、汚いお地蔵さんを見つけたのです。

しかも頭のてっぺんから、胸の当たりまで大きなひびというか割れてました。

きっと助けてくれたのかなと、今でも思ってます。

もしお地蔵さんがなかったら、どうなっていたんだろうかと思います。


なんだか長い割には、つまらないですね。


あとこんな話しもあります。

ついでですけど、



「ホテルに良くある出来事」


あれは池袋の某シティーホテルで、

ベルボーイをしていたときの話良く出るんだよと、いつも話しに聞いてました。

確かによく首つり、真昼の飛び降り自殺など本当に頻繁にありました。

夜勤の仮眠の時に、開いてる部屋で交代で寝てるんですが、よくベッドが揺れるんです。

映画のように、大袈裟ではないんですけど、寝てると小刻みに揺れるんです。

最初は怖くて寝れなかったんですけど、慣れてしまえば平気になってしました。

その時は非常階段の隣の一番置くのダブルの部屋で寝てました。

相変わらずよく揺れてくれます。

さて制服着て、下に降りるかと着替えてたときです。

だれかがノックするのです。

女性の声で「すいません」と。

時間はちょうど2時頃。

はて?ここは誰も泊まってなかった部屋なのに...

外に出てみると誰もいません、ドアの閉まった音もしてないし。

もしかしてこのフロアで誰か死んだ部屋あったかな。

夜のホテルも病院に負けないくらい怖いです、部屋も多かったですし。

聞いてみると、ドアノブで首吊って死んだ人がいるらしいとの事です。

きっと誰かに会いにでも、来たのでしょうか?


まあそんなくだらない話しなんですけどね。


では失礼しました。





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