あっちの世界ゾ〜ン第八十弐夜「女の幽霊」

一真斎さん談


久しぶりのねたの書き込みとなります。

今回は、友人の話。

この友人T君は、高校の時女の幽霊に取り憑かれたのだそうです。

なんでも旅行に行って、その旅行で使っていた深夜バスが

自殺の名所のすぐ近くを通ったために、取りつかれたらしいという事です。

旅行から帰ったその日、彼は床へと着きました。

しかし、いつもと何か雰囲気が違っていたと言います。

そして、ベッドの脇の方を見ると女の人が立っていたそうです。

とても悲しそうな顔で。

その、女の人はTの上に乗りくびを締めてきたそうです。

だけど、全く苦しくは無かったという事です。

そんな事が長くに渡り毎日続いたそうです。

彼は、食欲がなくなり、かなり痩せたといってました。

(今は、かなり太っていますが。)

そして、首には手の跡が残る事も有ったりしたそうです。

最初は、恐怖を感じていた彼も馴れてきたが、不眠症になったという事でした。

(今は、授業中でもよく寝ています。)

その女の人の顔は、よく思い出せないと言ってました。

だけど、不思議と出る頃になると思い出せたらしいです。

この事を言うと、親戚の医者が大変だという事で、霊能者を紹介してくれたそうです。

で、払ってもらった後に、霊能者に

「あなたは、困っている人を見たらほっとけませんね」と言われたと言っていました。

まさにその通り、彼は悪人になりきれない人間です。

そのために霊が頼ってきたと言う事です。

ただ、そのれいのせいで、首何かを巻く事が苦手になってしまったという事です。

ネクタイを着ける時も我慢して着けていると言う状態で、

マフラーは首に絶対巻けないといっておりました。





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