あっちの世界ゾ〜ン第九十四夜「新宿○苑物語」

ちゃるさん談


週末は貴方に恐怖の宅配便。

あどれなりん噴出しまくり、ハイテンションちゃるです。

(長いまえふり..なんかキャラがいたこさまにかぶってきた?ような)

全国の皆様、東京都心に新宿○苑という公園がありますです。

広く明るい都民のいこいの場なのですが、ここにもあっちの世界が..。

私の弟はK官です。いつもは○苑の中は見回りませんが、

大きなイベント、要人来日の折には見回ります。

「ぶらさがる木」というのがあり、そこは過去に「ぶらさがっていた」という木の

周辺なのですが、不審なもの、人はその辺にしかでないようです。

要するに、人気の無いさびしい場所ということだと思います。

「ぶらさがり1号」付近は無事。「ぶらさがり2号」付近を見回っていたときです。

彼らは「ぶらさがり2号」の根元に箱をみつけました。

過激派、テロリスト様のお土産か?

はたまたピクニック客の忘れ物?箱はケーキの箱。

不審な音、配線のたぐい無し。先輩がどこからか拾った棒で缶を押しました。

じりっ。あっけなくそれは動きました。

「軽い。開けてみろ」えー、ゴミ箱に捨てればいいジャン。

そこはそれ、体育会系の職場です、先輩の声は天の声。

弟は箱を開けました。

黒いテグスがからまっているように見えたそうです。

蛙に写真をたくさんの針、ピン、くぎで打ち付け、

まわりをぐるぐる髪でまきつけた、それは。

「俺は吐いた..蛙が臭かった」

「おい、その蛙動いたぞ」ケロケロケロッピ。

今度は、もし蛙が動いたとしたら..

それを置いた奴が側にいるかもで怖くなったそうです。

彼?彼女?写真は男だったそうですが..うらみはらさでおくべきか?

「どうしましょう?署に持ち帰りますか?」

「誰が持つんだ!そんなもの..遺失物にするか?」

「動いたんですか?」「おお..しぶとい蛙だ」(そういう問題?)

「いや、動いたんなら。これを置いた奴...」

「焼こう!..俺が焼くから、お前は奴をびびらせろ」

先輩はさっさと蛙の火葬準備を始めました。

割と簡単に火がついたそうです。

「さぁ、行け。」

「私は土御門のものだぁ。お前の打った式は打ち返したぞ。わあはは!」

...こんなもんすか?よいよい(ここは小声で)...

蛙も怖いが、あんたが怖い。実話です。





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