深あっちの世界ゾ〜ン・第弐夜「こわかったよぉ〜〜〜」
くわっさん談
おはつでし。友達に教えてもらってここに来て見ました。 恐怖体験ね… いたこ28号さんには勝てないけど…一度だけあります。 私の大学は数年前までお城の中にあったのですが お城だけあってやっぱりやばいといわれてる場所が何箇所かあったわけです。 入学してきたとき、 そんな噂をまったく知らず友達と飲んでるときに行ってみようという話になり夜に侵入しました。 虫の知らせ・…ってやつでしょうか? 私も友達もそんなに霊感というものは強くはないのですが そのときに限って心なしか「やばいのでは…」という気がしてました。 暴れるだけ暴れたあと、 なんか気配がするので木陰に潜んで様子をうかがっていると人がきました。 最初は警備員さんかな・…と思っていたのですがよくよく耳をすますと、 「チ〜ン、チ〜ン」という鐘の音が聞こえてきました。 「絶対にあいつはこの世の者ではない!!」 と感じた私たちは機を覗ってあいつを脅かしてやろうと考えました。 そして、みんなで「いくぞ!!1,2,・・…」と数えたときにいきなり鐘の音が大きくなり 「グワァァァァァ〜〜ン」 という寺の鐘の音に代わったのです。 そりゃあせりました。 でも、一人冷静な奴がいて 「あいつは鐘フェチの人間かも…」と言い出したので 自称理系の私たちはそういう考え方もあると思い、さらにその男を見守っていました…。 その男はさらにまっすぐ歩いていき・…そして次の瞬間にふと消えてしまいました。 我々は速攻で逃げ帰りましたが・・・・・(^^; さてその翌日友達が先輩から聞いた話によると…… その男が消えた場所… そこは「首なし地蔵」がある城内でももっともやばい場所の一つだったそうです… それ以来城内での夜遊びはまったくしていません…・ いまでもあのおやじはいったい誰だったのかなぁ・…とふと思うことがあります… こんなもんですがよろしいでしょうか??(^^; |
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