深あっちの世界ゾ〜ン・第七十六夜「初恋」
にぎりっぺ大将さん談
久し振りに来てびっくりしています。なんかたくさんの人が来てるんですね。 メジャーになったじゃないですか!(^^) さてこの話しも実際に起こった話しです. こな話しは友達の同僚に聞いた話しです。 ただこの話しは実名ではなく仮名で話したいと思います。 その同僚・水野は地方から出てきていて公務員をいていました。 昔からあちらの力があったといっていました。たえずあちらの住民は見ているとの事でした。 ある時水野が仕事を終えて家に帰ってみると何となく違和感を感じたそうです。 何が違うのかは分からなかったらしいんですけど、その時は。 その日を境に違和感は毎日続きました。 ある日気づいたそうです、 ‘あ、部屋が綺麗になってるんだ!' 部屋が綺麗になっていたそうです。 泥棒?そう思って部屋の中を隅々まで見て周ったけどなにも盗られた物は無かったそうです。 (いまさら気づいてもね・・。その時そこにいた友達一同思いました。) しかし誰かが入ってきた形跡はなかったと言います。 何がどう綺麗になってるか聞いてみると、 部屋の目立つ所は変わってないんだけれども、机の中などが整理されていたそうです。 友達と撮った写真や手紙が整理されていたそうです。 中学からの写真を持ってきていた水野は懐かしさにその写真を見入ったそうです。 その時水野はあまり気持ち悪がらずに過ごしたそうです。 それからちょうど1週間後(部屋の中が綺麗に成ってるのに気づいてから) 更なる異変が起こったそうです。 水野は大のコーヒー好きです。 その日家に帰ってマンションのドアを開けるとコーヒーの言い香りが部屋からしてきました。 誰か来てる?水野はそう思いました。 いったい誰がそう思い急いで部屋に上がると誰もいません。 テーブルの上にひとつ今まさに入れたばかりのコーヒーが置いてあったそうです。 その事が何日か続いた後、 真夜中にテレビが突然つき砂嵐の画面を映すようになったそうです。 その時水野は出やがったと思ったそうです。 その2日後、真夜中につくテレビにまた水野は起こされました。 そして砂嵐が。ザーザーザー。 ぼんやり画面を見ていると砂嵐が人の顔になってきました。 水野はその時怖い気持ちはなかったといいます。 それより、はて?そう思ったと言います。 そうこうしているうちにその顔は昼間でも見えるようになり、 デパートなどに行くと天井から顔を突き出すようにして水野の事を見てるようになりました。 なんかいつもと違うなと思いつつ数日を過ごした水野は、 有るようで実家に電話をしたらおかんに、あんた、Kちゃん死んだよ! と言われ、あ!あの顔はkだと気づいたそうです。 Kちゃんは中学の時から水野の事を好きで何回か水野に告白した女の子だそうです。 その事を聞いて実家に帰って墓参りを済ますと、Kちゃんは現れなくなったそうです。 水野いわく、机の中が整理されていた時、持ってないはずのkちゃんの写真があったそうです。 ちなみに今でも水野はあっちの世界の住人をみます。 |
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