あっちの世界ゾ〜ン第八十参夜「四国のダムの話し」

にぎりっぺ大将さん談




こんにちは!にぎりっぺです。

この間はなした新聞に載った四国のダムの話しを致します。

ダム野郎といわず聞いてください!


この話しは四国の有る県の水がめと言われるダムだったと記憶してます。

どこのダムだったかは憶えてないです。

水がめと言われるぐらいだからかなり大きなダムでした。

そのダムに梅雨時期ぐらいから女の幽霊が出ると噂が立ち始めました。

その幽霊を見たのが一人や二人だけではなく、かなりのひとが被害に遭ったといいます。

そうしてこのニュースは新聞に取り上げられました。

前にも書いたとおり“×○ダムに幽霊が!!”みたいな感じだったと思います。

その幽霊と言うのは・・・


このダムにはたくさんの魚がいて多くの人がつりに来るそうです。

そして夜釣りに来た人を襲うらしいんです。

新聞の記事では、kさんが夜釣りをしていると

沖の方が青白く光り、すーとその光りはKさんのほうに近づいてきました。

かなり近づいた所でKさんは、その光が髪の長い女うつむいた女だということに気がつきました。

そのときKさんは鳥肌が立ちこのままでは自分のみが危ないと思ったそうです。

そして急いでつり道具を持って車へと走っていったそうです。

車について降りかえるとすぐそこまで女は来ていました。

車に乗り込みエンジンをかけたところで女はKさんの車の前に立ちはだかったそうです。

そいて女はバンっとフロントガラスに手を貼り付けてきました。

そうするとフロントガラスには女の手形が付いたそうです。

そして女は車の中を恨めしそうに見ながら、車を叩きながら車の周りを回ったそうです。

そこにはたくさんの手形が付いたそうです。

バックして方向転換をしたKさんは急発進してそこから逃げ帰ったそうです。

そして次の朝やはり手形は残っていたそうです。


これが四国のダムの話しです。

後日談として新聞に載った話しですが、そのダムは今まで一度も枯れたことが無かったのに、

その年の夏になんと湖のそこが見えるくらいまでになったそうです。

そするとそこからは髪の長い女の腐乱死体が出てきたそうです。

その死体は警察の調べで自殺と分かりました。

多分自分が死んだ事をみんなに気づいて欲しかったんだと新聞に書いた有りました。

だって枯れないはずのダムの水まで枯らしたんだから・・・。


誰かこの話しの舞台になったダムが何処か知っていれば教えてください。

それでは。







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