あっちの世界ゾ〜ン第九十九夜「あっちの話」

ゆうすけさん談


ゆうすけといいます。

突然にメールしてすみません。

僕のあっちの世界の話も聞いてもらいたくてメールをうってます。


なんか、あっちの世界=怖いって話がやたらと多いですが、

(まあ、僕自身も怖い体験は何度もしてますが・・・)

怖くない、温かい「あっちの住人」も多いだよと知ってもらいたいと思います。


高校時代、僕は3畳の部屋で寝てました。

その部屋には「あっちの住人」がおられたんです。

まあ、それは怖いほうの話になってしまうのでまた今度にします。


僕の家、親は夜勤、姉はバイトで家に一人で寝ることも多かったのですが、

夜一人で寝てるはずなのに、横から寝息がするんです。

ただそれは怖いものでもなんでもなく、逆にとっても温かいものでした。

しばらくすると姿は見えないにしろ、気配でそれが何かわかるようになってきました。

それは中型犬なのです。

その部屋に「あっちの住人」がいると言いましたが、

この姿の見えない犬がとなりで寝てるときは金縛りもなにもおこりませんでした。

たぶん、僕の守護霊様だったんでしょうね。

だけど、犬なんだなぁって気が付いてからはなかなか気配を感じることができなくなり、

いつの間にか隣で寝息をたてているのは女性(当然「あっちの住人」)になっていました。


今の家は怖い思いをさせる「あっちの住人」があまり出てこないので寝息を聞くこともなく

なりましたが、おそらく「あっちの住人」のうるさいところにいったらまた寝息が聞こえるんでしょうね。

見守っていてくれてありがとうございます。







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