震あっちの世界ゾ〜ン・第三十弐夜「あの足は・・・」
唄子さん談
はじめまして、唄子と申します。いつも楽しく(?)読ませていただいてます。 あまり怖くないんですけど、投稿します。 私が小学6年生のとき『キューピット様』がはやっていて、私もよく友達とやっていました。 でも、私の場合自分で鉛筆を動かしていたんです、みんなを怖がらせようと思って… 『どうしよう…キューピット様が帰ってくれないの…』とか言ってみたり。 ところが本当に来ちゃったんです、『何か』が。 その日は雨が降っていていかにも出そうな雰囲気でしたが、 いつものメンバーと放課後の教室でキューピット様をはじめました。 でも、いつもと感じが違うんです…空気が重いっていうか… 時間がたつにつれどんどんひどくなってきたのでやめようと思ったのに、 帰ってくれないんです(このとき私は鉛筆を持っていません)。 どうしようかと考えている間にも空気は重くなってきて、 二人を置いて帰ろうか(!)と思ったその時、やっとキューピット様が帰ってくれました。 でも、相変わらず空気が悪いのでみんなで教室を飛び出しました。 2階まで降りたとき(教室は3階)、鉛筆・文字盤を持ってくるのと、 窓を閉めてくるのを忘れたことを思いだし教室に戻ろうとしましたが、 友達は誰もついてきてくれません…でも、『怖いけど、窓を開けっ放しにして先生に 怒られるくらいなら戻ったほうがマシだ』と思って、一人で教室に戻りました。 教室はやっぱり空気が悪くて、白い霧みたいなものまで出てました。 窓を閉めて、鉛筆と文字盤の置いてある机を見ると、鉛筆がない。 下に落ちたのかと床に目をやると…足が見えたんです。 友達が心配して見に来てくれたんだと思って顔を上げると…ない…上半身がないんです…。 『見間違いかな?』と下を見ると、やっぱり足がある。…よく見れば、膝から上がなかったんです! あまりの怖さに教室を飛び出し、家まで走って帰りました。 その後は『それ』を見ることはありませんでしたが、いったいあれは何だったんだろう…? (へたくそな文章でゴメンナサイ) |
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