あっちの世界ゾ〜ン第六十六夜「誰かに守られていた事」

RENさん談


子供の時の体験、、、確かに誰かに守られていた事があります。

今思い出すのは3つ。それを 今日「三連休二日目を無駄にした」事を記念して(?)書きます。


1)5歳ぐらいの時

母と弟と横断歩道を青信号で渡ってました。

調度半分渡った辺りで黄色い旗を取る事を忘れた事に気づき、一人後戻りしました。

旗を取ったところで信号が赤に変わってしまいました。

母が道の向こうで何か叫んでいましたが、なぜかまだ渡れると思い 横断歩道に飛び出ました。

目の前に車のバンパーが迫って来たその瞬間、

誰かが私の後頭部を凄い力で押し、地面に押さえつけました。

母だと思いました。

気づくと私は車の真下、タイヤの間に居て母の叫びながら私を呼ぶ声を聞きました。

少し顔を上げると向こうの方に小走りの母の足と車数台の下を覗くドライバーの人々の顔がありました。

凄い力で地面に顔を押えつけられたので、額を少し切りました。今も跡があります。

「あぁ、お母さんじゃなかったんだ。」と助け出されるまで ぼんやり考えてました。


2)8歳ぐらいの時

遠足でバスに乗ってある湖に行きました。

お友達2、3人でボートに乗りました。

湖の真ん中辺りで すぐ隣に違うボートの子たちが来ましたので、

とろちゃんな私は 「あっちのボートへ移動!」と隣のボートに足を掛けたところ

体重で二つのボートがすーーーーっと離れてしまいました。

180度大股開きになった私は湖に落ちる心の準備をしていました。

(ちなみに私はこんな所に住んでますが金づちです。)

お友達の悲鳴の中、突然ボートが勝手にすーーーっと近づき助かりました。

お友達に股の力を誉められ(笑)、ガッツポーズをとっていましたが、内心不思議でたまりませんでした。


3)10歳ぐらいの時

学校のイベントで冬山登山へ行きました。

問題は降りる時で、登った時は雪だった山肌は氷になっていましたので滑る、滑る。

いい加減疲れてましたから注意散漫になっていました。

じゃんけんに負けた友人が私のリュックを背負い、私は自分の身軽さを見せつけようと

その子の前で横にあった石にジャンプ。

しかし足が滑り、半回転し倒れはしなかったもののバランスを壊し体が後方へかなり倒れました。

(その様な時なぜか人は腕を回しますが私もその一人。)

その時、誰かが私の背中をぐーっと手前に押してくれました。

お陰様で倒れずに済んだ私はその子に(その辺りは同じ学校の生徒が何人もいましたから)

お礼を言おーと振り返り、ゾっとしました。崖だったんです。

50m程下には岩やら雪やらありました。

背中には二本の腕で押された両手の感触がしっかり残ってました。

崖に向かって「ありがとう」と言ったら、涙が出てきたのを覚えています。

リュックを持たされた子はビビってしまってました。


この場をお借りして、「私を助けて下さった霊の方々、

皆さんのお陰で今日の私があります。どうも ありがとう。」





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