あっちの世界ゾーン第弐六夜「私に見えたもの」

ババボンさん談


私に見えたもの  HN:愛知のヒロミ君 (女性)


ある日、近くに住む友人が一枚のスナップ写真を持って私の家に来ました。

その写真は彼女の娘さんを写したものでした。

「この写真の中央に煙りのようなものが写ってるけど、どう思う?」と

写真を見せられ、私はじーっと食い入るように見ていて、、、見えたものが、、。


「後ろのカーテンの所に小さな女の子。おかっぱのヘアースタイルで

オレンジと紺のカスリの着物を着てるわ。ここに立ってるわ。」私はこう言いました。

「えっ?どこよ...いないわ。見えないもの」と、友人。

「でも私には見えるの...ほらここよ」

「...わからないわ」

と、こんな会話でした。


心配をかけていけないと思い、写真の話しはやめて、その後は二人でお茶タイムを

したりしておりました。


そして、一ヶ月後くらいたったでしょうか。その友人から電話があり、

「あの写真!やっぱり心配だったので霊能者に鑑定していただいたの。

そしたら貴方と同じこと言ってたわ〜!」と興奮しながら話すのです。

詳しく話しを聞いてみました。

「着物を着た小さな女の子が写っております。その女の子は娘さんと

一緒に遊びたかったのでしょう。だからこの場に霊として現れたのでしょう。」

...彼女が相談した霊能者はそう告げたのだそうです。





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