辛あっちの世界ゾ〜ン・第九十四夜「姉さん?」
なおさん談
はじめまして、いつもみなさんのカキコを見せていただいて背中がゾクゾクして、 変な音を聞いたり、昨日は部屋の中で女性の生首を見たりしている最近です(^^;) そんな私の初めての不思議な体験を話させていただきます。 今でもハッキリと覚えています。私が小学生2年生・10月の中頃でした。 その頃、私は父と母と一緒に寝てて、襖を隔てて隣りの部屋では姉が寝ていました。 (寝る時は襖の半分は開けっ放しにしてありました) その夜、真夜中(おそらく2時か3時頃でした)に 目が覚めて何気なく姉が寝ている部屋を見ました。 するとその半分閉めたままの襖の影から 見知らぬ女性が私や父・母を覗いているのです。 その女性は数秒で襖の影に消えてしまいました。 その時、私は怖いという思いはなく「姉ちゃんのいたずらか?」と思いました。 しかし、姉の布団が見えて、ちゃんと姉は寝ているのです。 一瞬、「自分は寝ぼけているのか?」と思ったんですが、その女性はスカートを はいていて、襖の影に消える時にスカートの裾がなびくのをハッキリと見ました。 その事は私の中で「不思議な出来事」ということで 誰にも話すこともなく数年が過ぎました。 ある日、ドラマ(異母兄弟が突然出会い一緒に 暮らすという内容)を見ていた時、母が珍しく昔話をしました。 「実はねぇ、あなた達4人にはもう一人お姉ちゃんがいるんだよ (私は4人兄弟です)でも、生まれてすぐに死んじゃってねぇ・・・」 その時、何故か数年前、襖の影に見た女性の事を思い出しました。 でも、幼心に母にあまり辛い事を思い出させまいと、その事は言いませんでした。 私は生まれてすぐに亡くなってしまった姉が 今でも家族の事を見守っていると信じています。 あまり怖くありませんでしたね。 まだこの他にいろいろとありますので、機会がありましたら投稿させていただきます。 |
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