あっちの世界ゾ〜ン第五十五夜「沖縄から戻りました〜!」

レボレボ戦士(くわがた4号)さん談




「沖縄から戻りました〜!」 レボレボ戦士(くわがた4号)さん談


は〜無事に沖縄から帰って参りました〜。

そんでもってな〜んにもありませんでした!!

もう快適な旅でしたよ。海はキレイだし空は青く澄んでるし!

多分、私も霊感がゼロなんでしょうね!でもおかしいなあ

見た事はあるんだけどなー。それとも那覇だったからかな?

いやしかし、1つだけ面白いものをみつけましたよ!

久高島というところに行ったのですが、そこに男子禁制と

書かれた場所があって、島の人たちのいわば聖地みたいなもの

らしくて、入ってみたかったのですが、なにぶん彼氏と一緒だったし

(同じ会社なので…会社の金で楽しい旅行をしてきたようなモン!)

一人で行くのは怖かったので行きませんでした。一体なんだったのか…。

何はともあれ沖縄いいところでした!来年の研修旅行は北海道らしいので

こんどは北海道のミステリースポットを探さねば!

ってな感じで報告でした!


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「れぼさまへレス」 ちゃるさん談


>れぼれぼ戦士さま

楽しいご旅行でよかったですね(^-^) ちゃるです。


久高島の男子禁制の場所はノロさんたちの神域です。

御瀧(うたき)といったと思います。

通常はウタキの前に土地の名前がついて「セーファーウタキ」とか呼ばれています。

そこは神さまとノロさんの交感の場所なので、神人(かみんちゅ)で

ない男性は入ることができません。

沖縄で神人というとユタが有名ですが、ノロも有名です。

沖縄のユタ、ノロの特徴は、本土の巫女が(神社にいる赤い袴の女子)

一般に未婚の女性ですが、ユタ、ノロ共に既婚の方が多いということです。

確か久高島出身の女性は結婚するとノロとしての仲間入りの儀式があり、

その儀式の場所も男性は立ち入り禁止だったと思います。

儀式の詳細は民俗学系の本に載っていますので、

興味があれば図書館などで調べてみるのもおもしろいでしょう。


ノロはユタさんと違って、占い、魂(まぶい)こめ、などの呪術は

あまりしないようですが、神人として、自分の夫や自分の一族の男性の

安全(かつては久高島の男性は殆ど海人:ウミンチュ:漁師だった)を

守る存在だといわれています。

確か、何かの本で、結婚してノロの仲間入りをした女性が

「やっとこれで夫や弟の身の安全を祈ることができる」と

話している文献を読んだことがあります。

琉球時代の「おもろそうし」にも「おなり神」として

一族の男を守る女性の話がかなり出てきます。

一般に本土の形式より沖縄や北海道アイヌに伝わる考え方の方が意識の古層に

近いといわれており、その意味でも沖縄は一度行きたいのですが、

なかなか機会がなく、行ったらいったで、そのまま住み着きそうなので(^-^;

でも、ここ数年、友達の関連などで沖縄がとても近い場所に

なりつつあるので、私もそのうち行けるかも〜。


長くなりましたごめんなさい。それではまた







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