あっちの世界ゾ〜ン第十九夜「友人の体験」

ヤスオさん談


これは、僕の友人が体験したのですが・・・。


当時小4で彼は一人で下校しました。

彼の家は人通りの少ないところにあり、正直不気味な位置です。

彼が家のそばの角をまがった時、

急に首をしめつけられるような感覚に襲われたそうです。

首にはなにもなくもがいていると自分の影がめにはいりました。

なんと自分の影の首をしめている別の影があったそうです。

もちろん人はいません。

彼は落ちていた石をその影にぶつけました。

すると急に楽になり、彼はいそいで家まではしったそうです。

家にかえると、彼のお母さんが・・・。

「どうしたの?その首の痣?」といって、驚いて鏡をのぞくと・・・。

べっとりと手形らしき痣がくっきりとついてたそうです・・・。


PS、のちに彼はこの体験談を「学校の怪談」という本の

投稿係に送り、これは本にのせられました。





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