あっちの世界ゾ〜ン第八十五夜「夜のラジオ」

椎名なるみさん談


2回目のカキコをするなるみにゃん。

最近体験した話はあるけど今回はちょっと前の話をするにゃん。

話のときは口調を変えるからね。

では、スタート。


何年か前に深夜に某声優さんがやっていた番組でトワイライトシンドロームってありましたよね。

ゲームにもなったやつ。あれを聞いていたときの話ですが。

いつものようにその時間にラジオをつけ、弟が後で聞くとの事でカセットに録音しながら

聞いていたのですが、その日は途中から寝てしまい番組が終わってから目が覚めました。

「あっ、眠っちゃったんだ」と思い、体を起すのも面倒なので

ラジオが布団の横にあるので手だけでラジオを止めようとしました。

が、なかなかうまくいかず、結局体を起したのですが。

翌日、聞いていなかったところを聞いてどこまで寝てたのかなと思い

番組が終わってもそのまま聞いていました。

次の番組が始まり10分ぐらいして止めていたので結構余分なところが入っていたんだと

思っていたのですが、ラジオを止めた後に怪しげな音が入っているのに気がつきました。

始めはカセットデッキをいじっている音かと思ったのですが、どうも違うようなので巻き戻して

聞いてみると何かを掘っているような「ザクッ!ザッ!」と言う音が聞こえているのです。

きっとデッキのスピーカーの金網(?)の部分を

こすったのだと思い試したのですがまったく違う音。

その音は30秒位続いて消えてしまいました。

弟に確認を取ってもらうために巻き戻し聞いてもらったのですがやはり何かを掘っている音。

しかも先ほどより長く1分位流れているのです。

そんなはずは無いと思い巻き戻して聞きなおすと今度は人の声が混じっていました。

深夜で家は都営住宅の2階。

庭の掘る音のど聞こえるわけも無く、また、良く紛れ込む中国だか韓国だかのラジオではない

(この時間は毎回歌番組が紛れてくることはある)。

おかしいと思った私達は慌ててそこの部分を削除しました。


とこんな奇妙な体験をしたにゃん。

今でもあの音が何だったか不明にゃん。

そんな怖い話じゃないけど読んでくれた人ありがとにゃん。

読みにくかったかもしれないけど今度はもっと読みやすくするよう努力するにゃん。




目次に戻る
     戻る
次の話を読む