あっちの世界ゾ〜ン第十八夜「コックリさん」

イヌガミさん談


はじめまして、イヌガミと申します。

いつもみなさんの体験談を楽しく恐れながら読んでいます(笑)

今日は、ボクの体験談をココに残したいと思い、書いてみます。

あんまり怖くないですが、勝手に書きます(笑)

ちなみに、ボクと同じ名字の「犬神さん」という方が前にいらっしゃいましたが、

そちらの方とは、何の関係もありません(念のため)

もしかして、親戚の方でしょうか・・・?


さて、ボクは全くもって霊感などというモノはありませんが、ずっと昔、小学2年生の

時の話を急に思い出したので、ココに書こうと思います。

その日、ボクは校庭の端っこで、砂いじりをして一人で遊んでいました。

どの位経ったか、辺りは薄暗くなり、すでに校庭には、ボク一人でした。

気が付くと、すぐ近くで3人の年上のお姉さん(5・6年生)が遊んでいました。

その内の一人が「コックリさん、やらない?」

そう、ボクに話しかけてきました。

ボクは、何のことかサッパリ分からず、ただ一緒に遊べるなら・・と思っていました。

そして「コックリさん」を始めました。

今思うと、どんなやり方をしていたかは、全く憶えてません。

少し経って、一人の女の子が、突然、「来た・・・隠れて!!」と叫びました。

なんのコトかわからぬまま、近くにあった体育館の柱の影に隠れました。

「もう、行ったみたい・・・」

その声とともに、みんな一斉にもとの場所に戻りました。

すると、そこには・・・

小さな下駄の足跡が2〜3歩、残っていたのです。

たしかにクッキリと、そこに残っていました。

ボクは怖くなって「もう、帰らなきゃ・・・」

そう言って、その場を離れました。

・・・・・・・・・・・・・

次の日、一緒に遊んだ女の子達が心配で、5・6年生のクラスを

手あたりしだい探しましたが、とうとう3人とも見つかりませんでした。


いま、思うと、あの女の子達は誰だったんでしょうか・・・?

顔すら憶えてないんです・・・

いくつか、奇妙な体験があるので、また来たいと思います。





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