疹あっちの世界ゾ〜ン・第三十五夜「怪奇!怨念呪詛的複写機!!」
ちもばよさん談
こんにちわ。 私はあっちの世界に直接触れたことはありませんが ちょっと不思議な体験をしたので書き込みをさせて頂きます。 私は技術職で採用され現在の会社に入ったのですが、 会社の業務内容が変わり今は事務のような仕事をしています。 そしてつい先週、会社でコピー機が故障したので 業者を呼んで修理してもらうことになりました。 分解を始めると中に色々詰まっていて、紙くずやクリップ、 ガチャ玉等がばらばらと出てきます。 そしてなぜかその中に誰かの社員証も入っていました。 顔に見覚えはありません。 私は「一体どうやって入ったのだろう?この人困ってるだろうなー」 と思いイントラネット上の社員録で所属を調べ本人に直接返そうと考えました。 キーワードで名前を打ち込み返ってきたメッセージは 「検索条件に該当するレコードが見つかりません」。 どうやらその人は数年前に退職もしくは免職されているようでした。 なぜならそのICカードタイプの社員証が 採用されてから5年程しか経っていないからです。 本来は人事担当に返すのが規則でしたが、何か胸にざわめくものっを感じ、 このコピー機を使っているであろういくつかの担当の人に尋ねてみました。 するとある担当の方がその人の後輩だったらしく、 「あー○○さん。亡くなられたよ。つい先月だったが…何か?」 一瞬背筋が寒くなりました。 自支店では社員やその家族が亡くなると弔報が 全社員に回るシステムになっていますが、カードの主は 退職してから病気で死去したため弔報は発行されず、 その死を知るものは同僚でもごくわずかだったようです。 人はいつか必ず肉体を失い、年月を経て人の記憶からも消えて行く。 ネットワークの高度化と共に希薄になっていく人間関係。 彼はコピー機を破壊することでその存在を知らしめたかったのかもしれません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Re: 怪奇!怨念呪詛的複写機!! 投稿者:仕事中毒さん談 コピー機やFAXにまつわる「あっち」話ってけっこう聞きますよね。 特に多いのが、死んだ筈の人の顔が印刷されて出てくるってやつ。 話の中身が変わりながらも定期的に聞く噂だけれども、 都市伝説的なものなのですかねぇ? あの手の機械の構造を考えると、実際に起るとは考えにくいけれども・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Re: 怪奇!怨念呪詛的複写機!! 投稿者:億の細道さん談 私の先輩の話ですが、保険証を紛失し、親切な人が拾って 連絡をくれたにも関わらず、めんどくさがって取りに行きませんでした。 保険証の書き換えの時、総務にこっぴどく怒られてました。 社員証をなくした人もずぼらちゃんだったのかなあ? ちなみにうちの会社は、社員証の再発行は始末書+実費請求です。 上の先輩は、ピアニストになると言って会社を辞め、今は行方不明です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−----−−−−−−−−− う〜む・・・・ 投稿者:いたこ28号談 少し悲しくて・・・なんか深い話でした。 彼は会社の人たちに自分の存在をしらせたかったのでしようかね。 会社という集団に没してしまうと自分の存在とかが見失ってしう事が・・・ ・・・同じ社内の人の死を知ることができない流れて怖いですよね。 |
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