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実話怪談投書掲示板

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京都某所での出来事 投稿者: - 2011/04/29(Fri) 12:38:13 No.109  引用する 
この話を語るには、私の友人の話をしないといけません…
 私の友人は仮にAさんとさせていただきます。Aさんは自称「霊感が強い!!」と自負する男で私と同級生なんですが幽霊が見えるという以外はぜんぜんいい人で親友と呼べるくらい仲のいい友人です。性格も明るくAさんが嫌いな人間なんていないようなとてもいい人間でした。Aさんは小学校3年生の時に僕の小学校に転校してきてそれから今でも仲のいい友達の一人です。


 それは小学校5年生の時の話です。家から自転車で行けるぐらいの距離の所なんですが、私とAさんを含む、5人でキャンプに出かけることになりました。もちろん親達は小学生だけで泊まりにいくなんて許してくれる訳がありません。私は友人の家に泊まりに行くと言って家をでました。友人達も似たような事を言って来たのでしょう、私の家は街からはそんなに離れていないのですが、山間という事もあり、畑が多くあったり中途半端な田舎です。僕の家庭は父親がサラリーマンの普通の家庭なのですが友人の大半は農家の子供でした。農家の家は昔からの家が多く大きな庭がある家が多くテントやキャンプ道具などを持ち出すのは容易だったといえます。
 お盆を過ぎたぐらいの時期でした。夏休みというのもあり、14時ごろに友人達は私の家の近くの公園は集まりました。たまたま私の二つ下の従兄弟も私の家に泊まりに来ていたので従兄弟も連れて6人でキャンプに向かいました。その場所は池の横の獣道みたいなところを進んで行くのですが、5分ぐらい歩くとテニスコートが二面できるぐらいの見通しの良い広場に出ます。そこには人はほとんど来ないんです。池の横で気持ち悪いとからだと思います。普段から秘密基地みたいな場所でした。そこにテント2つ張り、池で釣りをしたり、エアーガンでサバイバルゲームもどきみたいな事をして、夕方になると缶詰や内緒で持ち出したソーセージやお菓子などで夕簡単な夕飯をとりました。
その後、6人は狭いテントの中にギュウギュウになりながら入り、小さな懐中電灯だけでいろんな話をしました。そのうちにお約束の怖い話大会になり、その手の話が得意な私は友人からリクエストされるがまま話をしました。何回も話たことある話もあれば、子供っていうのは何回聞いても面白いんでしょう。いろんな怪談を子供ながらに話ました。A君は何故か何か思いに更けた感じでした。少し気になりましたがこいつも怖いんか!!と思い嬉しくなり怖い話を続けました。そのうち皆怖くなり寝ることになり、多分22時くらいだったと思います。私とAさん、従兄弟の三人は小さな懐中電灯を持ち隣のテントに向かいました。外に出ると真っ暗で蝉の泣き声やカエルの鳴き声だけが聞こえました。
「ここって夜になるとこんなに暗いんやぁ」
僕が何気なく言いました。
「暗いでけならいいけどちょっと気になるんだよなぁ」
Aさんは小声で言いました。
「どういうこと?」
「いや、気のせいやと思うわ」
それから僕は何故か何も言わずテントに入りました。続けて従兄弟、Aさんがテントに入りAさんは入り口に一番近いところで横になりました。
「もう、寝るん??」
「ちょっと疲れたし横なるわ」
Aさんの態度少し気になっていました。普段はすごく怪談好きでこういう時には先陣を切り恐ろしく怖い怪談話をしてくれるのに今日は何故か物静でノリも悪かったからです。
「おやすみ、なにかあったらすぐ起こして」
と一言いってAさんは僕らの反対側テントの入り口の方に寝返りをうって、向こうを向いてしまいました。何かあったら?気になりましたが
「おう」
とだけ返事をして僕も横になりました。
「もう寝るの?早くない?」
従兄弟はそんなことを言いましたがすぐに寝息が聞こえてきました。隣のテントからはまだ笑い声や話声が聞こえてきます。Aさんなんであんな事いったんやろ?まさか?幽霊いるの?そんな事を考えて怖くなりましたが、流石子供でうつらうつら眠気がきたので横になり懐中電灯を消しました。

その瞬間、ギーギーと言いながらテントが揺れました。
 「うわぁ」
思わず声が出ました。
「電気つけて!」
Aさんが叫びました。私はとっさに頭のよこの懐中電灯スイッチを入れました。隣のテントから
「どうしたん?」
と声が聞こえガサガサとテントから出る音が聞こえました。テントの入り口のカーテンが開き他の3人の顔が見えました。
 「どうしたん?でかい声出して?」
隣のテントの友人がカーテンの外から聞きました。僕はテントが揺れた事を伝えました。友達達は顔が青ざめていくのがわかりました。
 「お前らやってない?」
Aさんがものすごくクールに聞きました。
 「やってないよ!A!お前なんでそんな汗かいてるねん」
思わずAさんを見ました。Aさんはまるで水をかけられたみたいに汗をびっしょり掻いていました。全員少し不安になり、怖くなったので私の方のテントにもう一度全員集まり懐中電灯に電気をつけたまま従兄弟以外5人体育座りでテントの上を見つめました。恐ろしいくらい全員無言で相変わらずAさんは汗が びっしょりです。風で揺れただけやと私は心に言い聞かせました。
 蝉やカエルの鳴き声が何故か余計怖く感じました。10分くらい過ぎたくらいだったと思います。
 先程の倍くらいテントがガサガサ揺れました。その瞬間大きな人影がテントに映りました。はっきり見えたんです。恐怖で声がでません。まだテントが揺れている途中にAさんがテントから懐中電ひとつで外にでました。外に出た瞬間揺れがぴたっと止まりました。続いてぞろぞろとみんな出ました。従兄弟が寝ていた為、私はテントの中にいました。
 「誰もいいひんな」
Aさんの声が聞こえました。あたりは見通しが良くその広場の真ん中にテントを立てていたのでもし誰かが揺らしたのならわかるはず…
 「帰ろう、というよりこの場所から離れよう」
Aさんが言いました。
 「テントは明るくなれば取りにきたらいい、今すぐ離れよう」
寝ている従兄弟を起こしその場を後にしました。とにかく全員でAの家に行くことになりました。Aの家はカナリの放任主義でお母さんもお父さんもいい人でそれにAの部屋は別棟のプレハブという事でAの家に自転車全力疾走で向かいました
 Aの家に着くと、親にはバレず進入成功し冷房をつけ少しみんな落ち着きました。
 「なんやったんやろ?」
 俺が言うとAは、
 「わからん、ずっと誰かに見られてるような気がしてたんた。なんかこんな事になるような気がしたしてたんや、でも皆楽しそうやったしなかなか言えんかった。気のせいかとも思ってたし」

 その日は朝まで眠れず爆睡している従兄弟以外でテレビゲームをして朝まで過ごしました。

 やがて明るくなりAの家で朝ご飯をご馳走になり、テントを片付けに向かいました。現地に着き驚きました。昨晩いたテントがまるで上から押しつぶされたようにペシャンコに倒されていました。

 確かに風や第三者が潰したのかも知れませんが、昨晩の体験から自然現象や人間の仕業だと思えず恐怖に襲われました。

 結構大きくなってから知ったのですが、あんなに暗かった周りの中で外から揺らしたテントに人影が映るなんて事ないんですよね。あとその池は底なし沼で自殺の名所だったんです。首吊りや身投げが多いらしいく、池に身投げすると浮いてこないらしいですよ。
今もこの出来事は忘れません。

急いで書きましたので誤字脱字すいません。

投稿者 No. 暗証キー

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