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実話怪談投書掲示板

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山で見た赤いべべのおかっ... 投稿者:マシンガンジョー - 2019/10/07(Mon) 12:53:26 No.140  引用する 


ある男性とします。

彼、虫が好きでね。

カブトムシとかねクワガタをとりにある山に行ったって言うんですよ。

主にくぬぎだとかにカブトムシとかクワガタはいるんでね、

蜜を塗っておく。

つまり罠だ。

そうすると、夜にはたくさん集まってる。

夜中、彼一人で上ってく。

ざわざわ

ざわざわ

木々が揺れる。

がさがさ

がさがさ

自分の足音。

それしかない。

でも、この山、

山というよりも林とか森に近くてねよっぽどの方向音痴じゃなきゃ迷わない

大体数とったんで帰ろうとした。したら、ある木に

ひときわデカイクワガタを見つけた。

それだけとろうとしたら、

木の幹に穴が空いていてそこに小さな祠がある。

なんだろう。

不思議に思ってると、

ふいに後ろから

「ねえ」

声がした。

女の子の声。

振り返るとぎょっとした

赤い着物、おかっぱ

不細工な顔。

低い背丈。

そんな女の子がいて、

「なにやってるの」

と聞いてきた。

気味が悪いなと思って、

帰ろうとした。

ずっとつけてくる。

あまりにしつこいので、

「ついてくるな」

というと、

「ついてくるな」

自分と同じ声で言うので、

うわあと思った。

でも、女の子の体が

わさわさと揺れる。

なんだろう

途端、べしゃあと

何かが女の子の体から落ちた。

それは黒々とした肉の塊。

臓物。

うわあと思って、

その場に吐いてしまった。

女の子は笑いながら

「だらしねえなあ」

と言って

ケタケタと指差し笑う。

それからね、

山を降りたけど

あの女の子に会ったのはそれきりだ。

その山にはそれ以降は上らないから。

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