(本五)


著者

宮内防人
&ニッポンの
怪談調査委員会

廣済堂文庫

定価550円
 
 「実録日本一怖い怪談」ですか。

 ・・・・そんなタイトルを平気でつけてしまう著者の方が私は怖い。(笑い

 内容なんですが、

 「家に電話すると、自動車事故で死んだ明美(3歳)の声がかすかに聞

 こえてくる。明美は「痛いよぅ」と、いつも泣いている。(32歳・会社員)」

 こういった二行ぐらいの、恐怖体験談が次から次へと書かれている。

 なかには、ブラックな笑いもあったりします。
 
 まるで、恐怖の短歌集

 長い体験談を読むよりは、想像力をかき立てられて怖いかもしれない。

 短歌恐怖体験談マニアには、たまらない一品かも・・・・・。

 しかし、

 タイトルを「日本一短い怪談」としたほうがインパクトあったのでは?

 う〜ん、はっきり言って「日本一怖い」は、

              ・・・・・・・誇大タイトルです。(笑い