こっちの世界ゾ〜ン第十弐夜「強迫観念神経症」

ナイトブレイカー(幻想のまぁちゃん)さん談


こんばんは!!みなさんは、『強迫観念神経症』というのをご存知ですか?

あの手を洗った時に、いくら洗っても洗っても綺麗になった気がせず、

皮がボロボロになってしまうまで、洗い続けてしまう。という、精神病の一つです。

(別に手に限った事ではなく、何かをしなければいけないという

衝動(強迫観念)が自分では制御できなくなる病気です。)


何故こんな話をするのかと言うと…そう、もうおわかりでしょう。(笑)

精神病院では、こんな事もありました。


ヒョロッと背が高く、気の弱そうな24、5歳くらいの青年Rくんのお話です。

彼は、別に強迫観念で入院しているのではないようでした。

見た目からも普通じゃないのはわかるんですが、

何と言いますか幼稚で言語障害もあるのか言いたい事をしゃべれません。

でも、時にはドモリながら一生懸命しゃべります。

そんな彼がある食事の時。(食事の時は、みんなが集まるので色々と事が起きやすいみたい。)

Rくんは突然、前の席の人に食事をぶちまけました。(またかい…(^_^;))

この頃には、こういうのも慣れてしまい(こ、怖い…)気にしていませんでした。


看護婦さんは慌てて宥めていたのですが、Rくんは走っておトイレに…。


食事も終り、歯でも磨こうかとトイレに行くと…。

なんと洗面台は真っ赤っか(^_^;)//

なんと!!まだRくんは、トイレにいてずっと口を濯いでいるのです。

食事の間、約30分…ずっと手で指で口の中を擦っていたんです。

もう、あたりは血だらけで、その日は歯を磨くのを断念しました。


一応、看護婦さんに苦情がてら報告に行くと「あぁ、ほっといていいわっ。」

…おいおい…(-_-;)


「てめぇらだけ寿司とか注文して食いやがってぇぇぇぇぇっ!!」

などとは言えずすごすご部屋に戻ったとさ。


あれが、『強迫観念神経症』ってやつなんかぁって少し感心しちゃいました。


はっ、ヤマなしオチなしイミなしのヤオイかぁ?(^_^;)

つまらん精神病棟レポートですんましぇん。<(_ _)>





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