こっちの世界ゾ〜ン第三十弐夜「いつかはきっと、いい思い出・・・」

三日月姫さん談


むかし、初めて釣に行ったら、「ゴカイ」が自販機で売られていてビックリいたしました。

もちろん生きてるヤツ・・・。そしたらイソギンチャクが釣れましたとさ・・・。


さて本題。(上のもいつかは、いい思い出になるのだろーか?)

今週の月曜日(14日)。

私は友達と二人で伊豆七島の一つの式根島に遊びに行く計画をたてていました。

船中一泊、現地一泊の二泊三日の旅を・・・。

しかし、そんな私たちをあざ笑うかのように発生した台風5号!!

どうするか迷いましたが、船は動く。行く事に決定いたしました。


22時、竹芝桟橋出航。翌朝の8時半頃に船は港に到着しました。

はしゃぐ私と友達・・・!!


「うわ〜! 島だ 島だ 島だ しーまーだ〜〜〜っっ!!」


特に私は伊豆七島は初体験だったため、大興奮しておりました。

港には今晩お世話になる、民宿の方が迎えにきていました。

しかし、舞い上がっている私たちとは対照的に、

ちょっとイワキ・コウイチ(漢字失念)似の彼は、険しい顔をしています。

そして、開口第一番。

「お客さん、台風のコトは知ってます?

・・・この分だとね、明日の帰りの船は欠航になると思うんですけど、どうします?」

どーしますって・・・それはつまり「式根で日帰り」ってコト!?

・・・私たちは泣く泣く、その忠告に従うしかありませんでした。

さっき降りた船(さるびあ丸)が、神津島から再びここに戻ってくるまで、約2時間。


「こーなりゃ、この時間内で式根を満喫してやる〜〜〜!!」

ヤケになった私たちは、写真を撮りまくり、

(なんとか)浜辺にもたどり着き、膝までは海につかってきました。

「焼魚定職」も食べました。

「本当に行った証拠」として、民宿のご夫婦とも一緒に写真を撮りました。

そして「さよーなら式根〜」・・・・


行きにもまして長く感じる船の中。

「寝る」「喰う」「呑む」しかない私たち。

・・・女二人の豪快な呑みっぷりに感激したのか恐れをなしたのか、

神津から本島に逆観光に行くという、おじさん・おばさんグループから、

島焼酎をご馳走になってしまいました。(うれしかったー)

そんな私たちを追いかけるがのごとく、船のすぐ後ろから、迫りくる台風5号・・・・。


これはこれで面白かったケド(滅多に出来ない体験だし)やっぱ、悲しーよ〜・・・!!

しかし、きっといつかは楽しかった思い出に変るときが〜!?





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