こっちの世界ゾ〜ン・第六十六夜「とある事」
一真斎さん談
拙者の昔通ってた高校は、結構不良が多い学校だった。 拙者の高校では、韓国に姉妹高と言う提携を結んだ高校があって、 修学旅行は、韓国でした。 先生に聞いた話によると、昔は韓国の中でも超一流のホテルに泊まってたそうです。 いまは、韓国国内の人間が、日本人の高校生は贅沢だと 文句を言うので泊まらなくなったそうですが。 それは、まだ超一流のホテルを使ってた頃の話です。 修学旅行の夜中と言えば、遊ぶに決まっているじゃないですか。 だけど、廊下では先生が見張っている。 だけど、うちの学校はおとなしくしている人間なんか居ない。 どうしたかと言うと、ベランダへ出て、サクを乗り越えて、隣へ行ったそうです。 ここまでは結構普通の話。 ここからが問題。 先生達は、後から聞かされて、びっくりしたらしい。 そのホテルは、超一流ホテル。 海外のビップや政界の人間も泊まるような。 当然警護は凄く、銃を持った人が警護しているわけです。 で、ベランダをつたう人間を発見。 打とうといった寸前だったらしいです。 だけど、日本の高校生が泊まっているのを思い出して、打つのを止めたらしいです。 さすがにそれを聞いて、先生達もゾッとしたと言ってました。 |
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