こっちの世界ゾ〜ン第七十夜「刺してやるぅぅ〜!!」

三日月姫(みぃちゃん)さん談


お久しぶりです。ちょっと来ない間にみなさん、いろんな珍事があったんですねぇ。

・・・私にもありましたんでございます。


それは会社での事。ウチは自分のデスクに、各直通電話があります。

私の前の席のWさんに電話が掛かってきたのですが、

本人が離席していたため、代りに私がとりました。


「木◯ですけど、Wさんいます?」


社会の荒波にもまれ、はや◯年。

「む!これは何かの勧誘!!」だとすぐに分かりました。

私 「Wはただいま席をはずしておりますが」(本当のことだ)

木◯「いつ戻ります?」

私 「申し訳ありません。ちょっと分かりかねますが・・・」

たいていはここで「じゃ、掛け直します」と、

なるのですが、木◯は何故か引き下がりません。

木◯「だいたい」

私 「そう言われても分かりません」

木◯「だぁいたい!!」
       ↑
私 「(ナニ!?この言い方!!)ですから分かりません。いいかげ

んなことも言えないですし」

木◯「だから、だいたいって言ってんだろ!!

正確な時間なんか聞いてないよ!!聞かれたことに答えてよ」


ムカッ!!

ちなみにその日はメチャメチャ仕事が忙しかったのです。

そのときもメールをうちながら対応していました。

・・・こんなヤツに関わりあってるヒマはない!!

私 「Wはいつ戻るか分かりません。

ところでどちらの木◯さんですか?ご用件は!?」

木◯「Wさんに用があるんだよ!!いつ戻るか言えっつってんの」

ぷち・・・っっ!!

私はキレ掛かりました。

ついでに冷静な判断が下せなくなってしまいました。

私 「いつ戻るか分からないし忙しいので、じゃあ」

と、切ってしまいました。直後また電話が鳴り、とると木◯・・!!

木◯「なんだよ!今の態度!!なに途中で電話切ってんだよ!!

ちょっとデカイ会社で給料高いからって、いいと思ってんのか!」
            ↑
         (誤解もはなだしい)

・・・実は私、親兄弟&友人達から「危険だからやめなさい」と

忠告を受けているのですが、売られた喧嘩は買ってしまうタイプなのだ。

私 「忙しいって言ったでしょ!!それにアナタに態度がどうこうなんて

言われたくないですね。自分の態度はどーなのよ!?」

木◯「てめぇ・・・刺すぞっ!!くぉらっっ!!ぜってぇ殺してやるからな!!!」

ぶちっっっ!!!!!(完全にキレました。売り言葉に買い言葉!)

私 「ほぉ〜。殺れるもんなら殺ってみなっっ!!

木◯「ぜってぇ殺してやるよ!!・・・オレはヤクザだ!!

ここもヤクザの会社だ!!!殺しに行くから住所おしえろ!!」

私 「は・・・ははははははははははっっっ!!!!!」

木◯サンは、そう言えば(一応)女だしビビるとでも思ったのでしょう。

しかし私は大爆笑してしまいした。

怒り狂ったヤツはそのあとも、

お馬鹿なことを口走っておりましたがかまわず切ってしまいました。

・・・まぁ、こうやって思い出してゆくと、私も反省すべき点が色々とあるのですが。

笑ってスッキリしたせいか、その後の仕事は順調・快調に進みました。  





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