こっちの世界ゾ〜ン4週目・第四夜「結局何だったのか・・・。」

にゃぶちゃんさん

投稿日 :98年10月29日<木>


こんにちは。今回初めて投稿します。さっそく私が体験したことを聞いて下さい。


もうかれこれ13年くらい前の話です。

当時小学3(4?)年生だった私は、幼なじみのN子と一緒に下校中、

彼女とであったのです。

彼女は校門で私達を待っていました。彼女の名前は全く覚えていません。

ただ私達よりも年上だった事を覚えています。

彼女は私達に”未来”や”宿命”といった恐怖心を煽るような事をいい、

私達は詳しい話を聞く為に彼女の家に行ったのです。

彼女の家でなぜか洗濯物の取り込みを手伝った後、

彼女は星座別に”宿命”を語りました。

私の星座(射手座)が今のところ無事なのを知って安心しましたが、

同時に家族の事が心配になった私は、家族の星座について聞きました。

彼女いわく、

「天秤座(兄の星座)は今戦っている。」(夜、寝ている時に魂が戦っているらしい。)

・・・その言葉にパニックになった私は、今後どうしたらいいのか彼女に助けを求めると、

彼女は紙に何か書き、私に名札の裏に入れておくよういいました。

その時書いてあった言葉は、

”OOOOO(最初の方は覚えていません)カミホトケ アクヲタオシタマエ”

本気で信じてしまった私は(なにせ9才)その時から名札の裏に、

この言葉を書いたメモを入れるようになりました。

兄を守りたい一身で、兄の名札の裏にもメモをこっそり忍ばせた事もありました。

何ごともない日々が続き、私がそのメモをすべて処分した数日後、

登校した私に、数名の同級生がやってきて、

「ちょっと見せてね」と、名札の裏を確認して去っていきました。


・・・私は皆にかつがれていたのでしょうか?

いまだに謎なのですが、今にして思うと、そのメモを早めに処分しておいて

本当によかったと思っています。

私がその訳のわからない体験をしていたその同時期、

その場に一緒にいたN子の様子も少し変でした。

「私達は17才になったら戦士として戦う。」とかなんとか言ってました。

何でも古本屋を営んでいるN子の叔父さんの所に、

そのような事が書かれている本を見つけたそうです。

N子によると、私は赤と白の玉を見つけるのだか、守護されるのだそうで。

案の定、本気にしてしまった私は、

私「戦うってどのくらいなの?」

N子「一年くらいかな]

私「その頃には生理が来ているだろうし、生理の時戦うのいやだなあ。

それに家族はどうなってるの?」

N子「時間が止まっているから大丈夫、生理も止まってるよ」

・・・とかいうマヌケな会話が当時くりひろげられていました。

私はN子にそのことが書かれているという本を借りて来て欲しいと頼みましたが、

結局見せてもらえませんでした。

(そりゃそうでしょう、もともとそんな本が存在するわけないんですから。)

当然の如く、17才になっても何も起こらず、

このHPで皆さんの体験を読むまでこのことはすっかり忘れていました。

高校が別になって以来、N子とのつきあいも全くなくなってしまっているので、

今N子がどうしているかは分かりません。

それにしても・・・、何でいつも「戦士」なのでしょうか?

人間の想像(妄想?)力って怖い・・・。





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