こっちの世界ゾ〜ン第八十九夜「サザエさん裏ビデオ」

びっとまっぷさん


みなさん、こういうのを聞いたことありませんか?・・・・サザエさんの裏ビデオ。

実は、このサザエさんの裏ビデオというのは、

同人のグループが実際につくった物で、現実に存在するらしいのです。

声優は、そのアニメーターたちがやっているらしく、野太い声に仕上がっています(笑)。

内容はというと、今の平和な磯野家からは想像も付かないほど悲惨な物になっています。


まず、波平

定年退職を迎えた波平。しかし、会社の不況で退職金すら出ない。

やけを起こした波平は、酒におぼれ、ふねに暴力を振るうようになる。

貧乏なのに宗教の勧誘を断りきれず、300万の壺を購入してしまう。。


ふね

ふねは、波平の暴力に、一生懸命耐えながら、毎日を送る。

昔から煩っていたと思われる肝炎が悪化し、顔は浅黒く、無数の斑点を帯びる。

膝も悪化し、医者からは老人性痴呆症との診断もうけている。

薬を毎日20種類以上飲まないと、いきられないからだに。


マスオ

銀座のホステスと、激しい恋に落ち、そのままかけおち。

ビデオの中には、いっさい登場しない。

普段目立たないキャラだけに・・・(笑)


サザエ

マスオのかけおちで、一気に白髪だらけになる。

生活を支えられるのは自分だけなので、日夜を問わず、働く。

サザエが独り身になったのをいいことに、

みかわやのサブちゃんに、ツケのかわりとして抱かれるハメに。

あまりの過労でノイローゼになったサザエは、放火が日課となっていく。。


カツオ

成長して、ガタイのよくなったカツオ。

中学になったときに、不良グループ”毒ヘビ団”にはいる。

過去の自分を知っている中島が煩わしいからと、ナイフで殺傷。

その後少年院へ。

3年後、でてきたカツオを待っていたのは、”毒ヘビ団”団長。

そのまま暴走族へとエスカレートし、闇のリーダーとして、ヤクを売ったりする人間に。

暴力団からの誘いが多数。

警察からは第一級要注意人物として、ブラックリストに載せられる。

カツオにとって家族のことなどお構いなしといった感じで、

家に帰ってきても、ただ寝るだけの場所でしかない。


ワカメ

ワカメは、家族がどんどんおかしくなる中、唯一まともだった。

しかし、波平の坪購入事件で、人生が一変してしまう。

借金を背負った波平は、借金取りから逃れるために、ワカメを320万で売ってしまう。

売られたワカメを探すために、ふねは必死だったが、

波平にみつかり、庭の倉庫に1週間監禁されてしまう。

最後の「筑波トンネルで姿を見た!」というのを手がかりに、消息を絶ったままである。


タラちゃん

タラちゃんは、ストレスなどから、アトピー性皮膚炎にかかり、

血だらけになるまで自分をかきむしる日々。

サザエは、憎きマスオの血が流れているからと、タラちゃんに波平のお札を貼りまくる。

アトピーはマスオの血が引き起こしていると、すっかり思いこんでいるサザエ。

ダニだ。


タマ

とてもタマを養えないと、サザエによって、捨てられる。

しかし、どこに捨てても舞い戻ってくるタマを、家のトイレで流してしまう。

下水での生活を余儀なくされたタマは、ネズミとの格闘の日々を送っている。



と、まあこんなかんじではじまる。

しかし、エンディングは感動的に仕上がっており、家族は再び平和な日々に戻るのだ。


カツオはワカメを自分のコネクションで救い出す。

なんだかんだ言っても妹だからという強引な展開。

波平は、会社が再び景気になったのを機に、退職金をもらえることに。

ふねとの仲も戻り、ふたたび幸せに。

マスオは、銀座のホステスが実は美人局で、いままで拉致されてて、

強制労働させられていた、とサザエの元に戻るが、

マスオのその言葉が真実かどうか、定かではない。

サザエは、マスオが戻ってきて、再び活力を取り戻す。

放火癖も、逮捕前にカタがついた。

タラちゃんのアトピーが、じつはダニによるものだとわかり、3年ぶりに掃除をする。

タマは、下水より脱出。

大量のネズミを、磯野家の食料として献上するが、迷惑がられる。

しかし、その心意気を買ったカツオにより、再び磯野家の一員に。





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