こっちの世界ゾ〜ン・第九十夜「昼間の恐怖、朝の恐怖」
KEiさん談
始めましてKEiと申します。 あっちの世界ゾーン、こっちの世界ぞーんともど楽しく読ませてもらっています。 わたしには霊感がまったくないためあっちの世界に足を踏み入れたことは ありませんのでこっちの世界の話をしたいと思います。 つい先日お盆に家に帰省するために電話をしたときの話です。 私の実家では猫をオスメスあわせて10匹飼っています。 先日小猫が生まれたとのことなのですが、 弟が高校から帰ってきたときに1匹死んでいたそうです。 元々弱っていたそうなのですが、 弟はははにの携帯電話に小猫が1匹死んだと電話したそうです。 それを聞いた母は家に車で戻り始めました。 ところが家に着く前にもう一度弟から電話があったそうです。 今度の電話では 「猫の死体が食われていた」 と聞き母は急いで家に戻りました。 そして母が見たものは畳一面の血と下半身を食われた小猫の死体でした。 母が言うには昔から小猫が死ぬと親猫が食べてしまうというそうなので それではないのかと言うのです。 確かに猫は死ぬ前に姿を隠したりするというので、 それと同じでこういうこともあるのだと思います。 次の日の朝、干してある洗濯物の影をなんとなく見てみると、 別の猫が小猫を4匹生んでいたそうです。 母は昨日と同じくらい青ざめたそうです。 |
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