こっちの世界ゾ〜ン第二十七夜「コルク栓は必要」

三堂りあるさん談


僕は今、コンビニの夜勤のバイトをしているんですが、

ゲイバーで働いているオカマの人と親しくなったので、

この間、居酒屋に飲みに行きました。

酒に弱い僕はべろんべろんに酔っぱらって歩けなくなると、

オカマの人は「しっかりして。ホテルはすぐソコよ」と

励ましてくれました。


・・・ちょっと待て。

ホテルってどーゆーことだ!?

とりあえず、ロビーまでついて行くとなんと予約していたらしいコトが発覚!

僕はふらふらしながら必死でその場から逃げました。

後ろで「待ってー」とか「一人にしないでー」とか

可愛い男の声がしてましたが、そのうち・・・

「待てっつってんだろ、ボケ!覚悟しろよな!」

というドスのきいた声が!!

とりあえず、その日は体力すべてを使って逃げ切りました。

でも、そのオカマはバイト先の常連なので、すぐに顔を会わせてしまいます。


とりあえず、コルク栓でオシリを守ろうと思う今日この頃です。





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