こっちの世界ゾ〜ン第六十六夜「ゲイ撃の準備良し!」

三堂りある(9番)さん


今回の話はつい数日前、夜9時頃、そこそこ混んでいた電車の中で起きました。

好成年(ナイスガイ)な僕はその日も老人に席を取られたので

しかたなく吊り輪に掴まって窓の外の夜景を見て、

稲川淳二の「呪いの生き人形」のことを考えてはヒビってました。

すると・・・

誰かが間違えて僕の掴まっている吊り輪に掴まってきました。

普通はすぐに手を離すじゃないですか。

でも、じっと僕の手に触れているままなんです。

「?」と思って手の持ち主を見ると


にんまー


って顔で僕を見ていました。

その上半月な瞳の中にかつて恐怖した輝きがありました!

「こいつゲイだ!!」


僕はすぐ次の駅で降りました。

こんなんばっかです。トホホのホ。




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