こっちの世界ゾ〜ン第八夜「ワタシもひかれました。」

にゃんこさん談


猫目百太郎さんのひかれた話を読んで、私も昔ひかれたコトを思い出しました。

しかし、それは自転車ではありません。


私が幼稚園くらいの時だったと思います。

その日は、イヤな予感がしたのかどうか、気持ちが悪くて遊びにも行かない状態でした。

それをどう思ったのか、心優しい姉?が家の近くの公園に遊びに行こうと言い出し、

イヤだと言ったのにも関わらず、自転車に2人乗りで連れて行かれました。


ここから、その日の私の不幸が始まったのでしょう・・・・・


姉はブランコやらなにやらで、非常に楽しい思いをしていたと思います。

が、私はやはり気分が悪く、「お姉ちゃん、もうダメ帰ろうよ。」と言いました。

姉は私が本当に気分が悪いのに気が付いたらしく(早よ気付け〜!)

またもや自転車に2人乗りで帰り始めました。


広くもない十字路で自動車が来るかと止まったその時です!

後ろに乗っていた私の足に何かが乗ったのです・・・・・


あ、足が動かん!


姉が自転車を出そうとしたときに、

「お姉ちゃん、足踏まれて動かない・・・」

と私が言い、初めて姉が気が付きました。


・・・・・・・斜め後ろにバキュームカー・・・・・・・・


そうです、私はバキュームカーに足を踏まれていたのです。

正確には、ちょっと踏まれたと言ったほうがいいのかも知れません。

姉はバキュームカーのおじさんに、

「すみません、妹の足踏んでます。」

と言いに行きました。


その後、母によって医者に連れて行かれましたが、異常はありませんでした。


バキュームカーに足を踏まれるなんて体験、きっと一生に出来ない人のほうが多いんだろうな。

幸い、それからスグに下水になったのでバキュームカーを見るコトもなくなりましたが、

姉のおかげ?で出来た貴重な体験というコトにしておきましょう。





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