こっちの世界ゾ〜ン第八十六夜「精神病院って…3」

ナイトブレイカーさん


更に続けて第3話…。

第3話「ストロング!!(あの力はあるのだろ〜♪)」

さてさて、今回最期のお話です。

精神病院には、独房の様な部屋があります。

ここは、暴れる患者さんを収容する場所でして、とても頑丈にできています。

あと、この部屋は強制的に収容された人が落ち付くまで入れられる事になっています。

私も例に漏れず、強制的だったので入れられました。

(しかも、年末で先生がお休みだったのでお正月あけまで入れられてた(T.T)

全然、落ち付きを戻していたので、看護師さんも「運がわるかったねぇ」だとさ)


ある日、その独房にずっと入っていたおじさん(おじいさんかな?)が

車椅子に乗って、看護婦さんに押されて出てきました。

見た感じとても優しそうで、顔は結構しっかれしていてハンサム。

でも、身体はすっかり衰えてガリガリに痩せ細っていました。

その時は「何でこんな人が独房に?」と思っていたんですが…。

(もちろん、関わりたくなかったので遠巻きに見ていたのですが)


そして、その夜の食事中。

いきなりそのおじいさんは怒鳴り声をあげて、

向かいに座っている患者さんに食べ物をぶっちゃけたのです。(もったいねぇぇぇぇ(-_-;))


看護婦さんが飛び出してきて「コラッ!!またっ!!」


「えっ?また?(^_^;)」と思いました。


そして、車椅子に乗って、その独房へ逆戻り…。

しばらく怒鳴っていたのですが、少ししたら静かになりました。


食事も終わり、ホールで煙草をふかしていると

「ガチャーーーーン!!」

音は、その独房からです。

どうも中で暴れているようなのです。

独房は、和式のトイレの便器が一つ。

後は頑丈なベッドとその上を跨いでいる細長いテーブル(台?)が一つ。

そして、そこに入れられる時は手足とお腹をベルトで固定され…。

「いっ?固定されてるよね??(^_^;;;;;;)」


そう、独房では固定されているんです。暴れられない様に…。

そして、次は「ドカーーーーーーン!!!!」と大轟音。


どう聞いてもあの頑丈な重いベッドを投げつけた音。

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!?」

私は、耳を疑いました。

でも、看護師さん達が慌てて独房に行ったので間違いない様です。


そして、看護師さん達は怒りながらそのおじいさんを殴りつけています。

「ひぇぇぇぇぇぇぇっ(^_^;)//」


どう考えても不思議じゃ(^_^;)

あの華奢な体で、手足を抑えるバンドをはずして、あのベッドを投げつけるとは…。

まさに、脅威の世界じゃ。

「ん?もしかして、ここってあっちの世界??(^_^;)」


しかし、一番怖かったのは、殴りつけていた看護師さんだったとさ。

くわばらくわばら(かずお)。


とまぁ長々と色々書いてしまいました。

少しおどけて書いていますが、紛れもない事実です。

(マジやねん。ほんまやってんて(T.T))

あまり、そう言った方達を茶化すのも良くない事とわかっていますが

あまりに恐怖だったので書かせていただきました。

(患者さん、家族の方々、ごめんなさい<(_ _)>)


病院での事も然る事ながら、霊感とかない私でも色々体験していますので

文才がないながらも、また投稿させていただきます。

では、また。ごきげんよう。

(うぉぉぉっ、また近所で大声でお経がぁぁぁ(謎)いや、マジで(^_^;))




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