こっちの世界ゾ〜ン・第八十七夜「忘れられない夢」
ナイトブレイカーさん談
みなさん、調子にのって、続けて投稿です。(笑) この話は、こっちなのかあっちなのか何だかわかりません。(爆) (と言うか、自分では判断がつけられないんですけどね(^_^;)) 夢って不思議ですよね。 すごく強烈な夢でうなされていても、大概目が覚めると忘れていたり…。 でも、どうしても忘れられない夢ってありますよね? これは、私が子供(小学生1年生だったと思います。)に見た夢です。 私の両親は当時、家から車で30分ほどの場所で自営業(化粧品屋)を しておりまして、私は一人でうたた寝をしておりました。 小学生にもかかわらず夢の中では何故か赤ん坊になっていました。 状況を説明しますと、買物帰りに母親に乳母車に乗せられて 大きな坂を下っていました。(その当時、行った事もない函館にそっくり!!) 途中で母は友人と出会い坂の途中で立ち話を始めました。 私はというと、坂の下に広がる街並みをぼ〜っと眺めているのです。 すると突然「ガックン」 なんと乳母車は母の手を抜けて、坂をものすごいスピードで駆け降りていきます。 乳母車は、坂と交差している車道を1つ、2つなんとか車の間をすり抜けていきます。 後ろからは、母の悲鳴にも似た叫び声が…。 私は、とてもスリリングな気持ちで少しウキウキしていました。(^_^;) ところが、次の瞬間、恐怖が襲ってきました。 次に見えてきた車道は、今まで通過した車道と違いものすごく車の通りが 激しかったのです。 もう間違いなく「あかん、たすからん(T.T)」と思ったのです。 乳母車は容赦無く、その車道に迫って来ます。 10m、7m、5m、3m…とその時!!! 「ガッシッ!!」 脇道から飛び出して来た人影に乳母車はしっかりと受け止められたのです。 そして、その人は乳母車を覗き込みました。 その顔は…真赤な鬼だったのです!! いや、もしかしたら天狗かなと思いましたが鼻は高くありません。 でも、角もない…。 でも、演劇に使われるあの真赤なすごい形相をした鬼の面そっくりだったのです。 そして、ようやく追い掛けてきた母は乳母車の前に来て私の顔を見て泣いています。 私:「あのおっちゃんどこ行ったん? (なんで赤ん坊やのにと少し疑問でしたが確かにそう言った)」 母:「何言っての!!そんなんおらへん!!」 私:「えっ!?」 そこで目が覚めました。が、そこには涙目の母が…。 「あれ?まだ夢の中?」と思ったのですが、話を聞いてみると 私は、どうやら熱射病になっていて、かなりの高熱をだして倒れていたそうです。 仕事から帰って来た母は、私を見付けて必死で看病をしていたそうなのですが 一向に熱が下がらなかったそうなのです。(確か40度近く出ていたらしい。) 夜だったので病院も開いていないので、救急車を呼ぼうかとしていた時に 意識が戻ったそうです(いや、目が覚めただけなんだけどね(^_^;))。 それが、不思議と目が覚めたとたん熱が平熱に…。Why?? そんでもって、この夢…20年以上経っているのに鮮明に脳裏に焼きついているんです。 やっぱり真赤さん(勝手にそう呼んでます(^_^;))が私の命を救ってくれたのでしょうか? ちなみに私の好みのカラーはワインレッドです。(爆死) それでは、今宵も良い夢を…。 |
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