こっちの世界ゾ〜ン第九十七夜「きん○マン」

ぱわっち(ぼうちょー)さん談


こんにちわ、ぱわっちです。

公約通りホモネタを一筆書かせて頂きます。

ちなみにこの話は、あまりにも忌まわしい思い出(誰にも話した事無い)の為、

心の奥底に封印するつもりでしたがやっぱり書いちゃいます。(^^;)


私はコンピュータ関連の会社に勤めていまして、主に県内の顧客を中心に仕事をしています。

ただ希に県外(首都圏、関西)等の仕事を受け持つ事もあり、

19歳の時に大阪の物流関連の仕事で大阪に長期出張していました。

この当時の私はソフトウェアに関する技術がまだまだ未熟(今も未熟)で

現地での仕事といえば、茶碗を洗ったり、茶碗を洗ったり、茶碗を洗ったり(笑)の毎日でした。

現地に居着いて一ヶ月が過ぎると現場の動作が落ち着いてきた為、

私は丁稚の役職を解雇されて静岡に戻る事になりました。


私は現場を夕方に離れ、四つ橋線を住之江公園から大国町まで行き、

御堂筋線に乗り換えて新大阪まで向かっていました。

時間帯が夕方過ぎの為、電車が込みあい、

普段電車を利用した事の無い私は、生まれて初めて満員電車を体験しました。

人込みに揉まれて、電車が駅に着くたび乗り降りする人の群れに翻弄されていた私は

「うう、こりゃイカン」と思い、新大阪駅で開く側のドア付近に移動し、外の景色を眺めていました。

それからしばらく経ち、私が流れる景色を見ながら

ボーっとしていると、突然何者かの手が私のお尻に触れてきました。


最初は特に気にも留めていなかったんですけど、

その手は何故か私のお尻をモゾモゾと撫ぜまわしています。

改めて言うまでもありませんが私は「オス」ですので当初は何事かと思っていましたが、

自分が財布を尻のポケットに入れている事を思い出し、

「あー、コイツ、俺のサイフを取ろうとしているな!!」と気が付きました。

「俺のサイフを取ろぅたぁ何て、ふてぇヤローだ」

憤慨した私は、右手をモゾモゾと動かしてサイフをポケットから抜き取り、胸ポケットにしまい込みました。

「これで、取れねェだろ、ヘヘヘ」

私は悦に入りながら「マヌケなスリ」を心の中で嘲笑っていました。

...ところが、それから5分も立たないうちに、ヤツは再び私のお尻を触ってきたんです!!


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御早うございます。昨日は大変失礼致しました。

いや、ウチの母が「鍵無くして家に入れないから早く帰ってきて〜(T_T)」

なんて言うもんですから急いで家に帰ったんですよ。

でも帰ったら家の鍵が開いてて、訊いたら

「ハシゴ掛けてあんたの部屋から入ったのよ〜、ゴメンね〜(はあと)」だそうで...

...たくましいな、オイ(苦笑)


さて、アホなことは置いといて続編です。

果たして「ネタバレてるよ」という方々がどこまで、この先の展開を御予想できたかが楽しみです。(^^;


(続き)

最初、私は「何故???」と疑問に思いました。

「まさか女性と間違えているとか?」

しかし私は背広を着ている為、後ろ姿しか見えなくても女性と間違うはずもありません。


...と、い・う・こ・と・は!?

私はこの時、二ヶ月前に体験した「たらこくちびる事件(苦い記憶)」を思い出しました。

「要するにオレが"♂"だと分かっていて触っていると...へぇ〜?」

この頃の私は「男子、三日合わざるば刮目して見よ(でしたっけ?)」

の言葉の通り「そのテ」の方々に対する免疫が(少し)出来ておりました。


「ナメちゃいけない、これでもアタシは男の子(笑)」

私は「いっちょう、懲らしめてやるか...」と、

お尻を触っているヤツの手を捻り上げて「さらし者」にしてやろうと、ヤツの手首を掴みました。

しかし、ヤツの手首を掴んだ瞬間、私は自分の考えの浅はかさに気付くことになりました。

...何故なら、ヤツの腕が異常に太かったんです。(T_T)


「ゲッ! こいつ、"兄貴"だ!!」と動揺する私の様子を察したのか、

ヤツは自分の腕を掴んでいる私の手をギュッと握り返してきました。

私は、私の手を握るヤツの汗ばんだ手の「あまりにも気持ち悪い感触」に思わず手を引こうとしました。

しかしながら、私の手はビクとも動きません。

そしてこの後、私は「一生消えない心の傷」を負う羽目になったのでした。南無〜( ̄人 ̄)


(以下、地獄編に続く)


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書き綴る毎にテンションが下がります。イヤな話をセレクトしてしまった...(T_T)

今日は出勤日の為、UPに時間が掛かっています。

(ワザと引っ張っている訳ではないです。でも、一応ゴメンなさい。)

尚、この後は女性にはあまりオススメできない内容となりますので、

後悔したくない方は読まない方が無難です。


(続く)

...古来より一対一のタイマン勝負というものは、

こっちが攻めたら向こうも攻めかえすというのが基本です。

当然ながら今度は私の「攻め」を凌いだ"兄貴"の番です。

おもむろに"兄貴"は私の手首を掴みました。

そして次の瞬間、"兄貴"は掴んだ私の手を自分の股間に押し付けたんです!!


「マ、マジかよ〜 \(@_@)/」

予想もしなかった"兄貴"の「攻め」に私の体は一瞬で「石化」しました。

しかも、"兄貴"は私の手を上下に動かして自分の股間に刺激を与え始めたんです。

「うわ〜〜〜〜、やめろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

パニくる私にお構いなく、徐々に"兄貴"の「硬度」が増していきます。


あまりの恐怖におののく私が目線を横に滑らすと、

自動ドアのガラスに「悦に入っているガタイのでかい短髪の男」の姿が移りました。

「コイツまさか、自分が"イク"まで続けるつもりじゃねぇだろなー?」

そして、更にイヤな考えが私の頭をよぎります。

「このまま行けば、しまいにチャックを開けて生でヤリ始めるんじゃないか!?」と...(嘔吐)


しかし「永遠に続く幸せ」が無いのと同じく、「永遠に続く苦痛」というものも無いのです。

次の瞬間、私の耳に天の声が聞こえてきました。

車掌「え〜、まもなくXX(駅名忘れた)に到着します。お出口はX側です」

やっとこさ電車が次の駅に着いたんです。逃げるチャンスは今しか無い!!

私は自分を勇気付け、逃げる隙を窺い始めました。

そして、ついに電車が駅に到着し、ドアが開いたんです!!



..............私のいる方の、反対側のドアが...(T_T)


(脱出編に続く)


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地獄編を書いてて、目に涙が浮かびました。(やっぱり、書くべきじゃなかったです)


(続き)

「!?なんで、反対側のドアが開くんだ〜〜〜〜!!(T_T)」

神様はイジワルです。電車を降りるには"兄貴"を押し退けて行かなくてはならなくなりました。

しかし、この電車をスグに降りないと次の駅に着くまでに"兄貴"は確実に"イッってしまう"でしょう。

或いは、生のモノに手を押しつけられる危険性すら考えられます。


「逃げるなら今しかない、神は私に試練を与えたもうた( ̄§ ̄)」 ← なんか宗教ゴチャ混ぜ...

私は意を決して、電車からの脱出を試みようとしました。

「とにかく、この掴まれている手を何とかしなければ...」

私は右足を高々と上げ、思いっきり"兄貴"の足目掛けて踏み降ろしました。


兄貴「痛っ!!」

"兄貴"の手の力が一瞬弱まりました。

すかさず私は若干自由が利いた右手を自分の意志で

"兄貴"の股間に持っていき「タマ」をありったけの力で握りました。

兄貴「がはっっ!!!」

悶絶して"兄貴"はその場にうずくまりました。当然ながら私の手を掴んでいた手は離れています。

私はチャンスとばかりに踵を返して、"兄貴"を押しのけて一気に出口に突き進みました。

そしてギリギリ脱出に成功!! \(^◇^)/


..."兄貴"の乗る電車がホームを出ていくと

私は久方ぶりに生き返った心地がして、その場にへたり込んでしまいました。

「助かったぁ〜〜〜」

ふと、自分の右手を見ると"兄貴"に手を握られた痕がくっきりと残っていました。

「手強いヤツだったな...」

私がそう呟くと、横から冷たい北風が私のそばを通り過ぎていきました。


(終劇)


<後述>

私にはひとつだけ解せない事がありました。

それは、何故私がターゲットにされたかと言う事です。

実際、私は御世辞にも「イイ男」とは言えない顔立ちをしています。

中学時代は「レレレのおじさん」と一部の女子から言われていた程です。(T_T)

(無論、私は彼女達に向かって、

箒を持って「お〜出かけで〜すか〜? レレレのレ〜」と言い返しましたが...)

しかし最近、会社の同僚に言われた言葉で、その答えに気が付きました。

その言葉とは


「ぱわっち、いいケツしてるよな〜(はあと)」です。(消滅)





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