手の長い女
貧乏学生だった僕はエアコンもない6畳一間で一人暮らしをしていた。
ある暑い夏の夜、窓を開け放ってパン一で寝ていたら突然金縛りにあった。
初めての金縛りに焦りながら目を開けると、足元の辺りに異様に手の長い女が立っていた。
そいつは微動だにせず目だけ動かしながら部屋を見まわしている。なにかを目で追いながらやがて僕と目が合った。
その瞬間、ものすごい速さで右頬を平手打ちされた。
長い手でスナップの効いたビンタに身体ごと吹っ飛ばされた僕は
同時に金縛りも解け、我に返った時には女は消えていた。
少し落ち着いてから手形でも残っているんじゃないかと鏡をみてみた。
右頬には赤い血の跡と潰れた蚊が張り付いていた。
Re: 手の長い女
投書怪談第一号!!
ありがとう御座います!!
異常に手の長い女……
身体の一部が異常な霊は想像を超えて来るので怖いです。
妖怪系なのか、なんて考えて読んでいたら……蚊を
微妙にヨイ霊なのかな(^^;
想像を斜め上に超えてきた霊ですよね
美味しく頂きました

ありがとう御座います!!
異常に手の長い女……
身体の一部が異常な霊は想像を超えて来るので怖いです。
妖怪系なのか、なんて考えて読んでいたら……蚊を
微妙にヨイ霊なのかな(^^;
想像を斜め上に超えてきた霊ですよね
美味しく頂きました