真・あっちの世界ゾ〜ン・第四十四夜「夢を見ました。」

せるさん談

おひさしぶりでーす。

神ぬる血の手さんのお話、こえー！

私は通勤でトンネルを通ります。

帰り道（特に残業帰り）、思い出したくない話です。

りあるさんのもこあい！！

”夢”で思い出したんですが・・・

友人Ｍの弟が Ｍのアパートに遊びに来たときの話。


Ｍの弟は（Ｍの話では）少し霊感があるらしい。

Ｍの部屋で夜、電気をつけっぱなしにして寝たとき 夢を見たそうです。

なんでも とても遠いところに女の子がいる。

突然　Ｍの部屋（つまりＭの弟が寝ている所）を見て

「あっ、電気がついてる部屋がある！！」

と、Ｍの弟めがけて走ってきたそうです。

Ｍの弟はなぜかとてつもなく恐かったとか。


私は『この話のどこが恐いんだ？』と思いましたが、

聞いているうちに、私は一人の少女の事が思い浮かびました。

その少女はときどきＭの部屋で見かけました。

別に彼女はＭの友人でもなんでもありません。

もしかしたらＭは彼女の存在さえ知らないかも知れないのです。


私は思い切ってＭに言いました。

私：「私、その子、知ってる・・・。」

Ｍ：「な、なによ、それ。」

私：「名前も知ってる。聞きたい？聞きたい？聞きたい？聞きたい？」

Ｍ：「誰よぉ！それ！！（少し涙目）」

私：「でんこちゃん！！」


関東を離れた今、私はここ何年かでんこちゃんに会っていません。

関東のみなさま、ポニーテイルの可愛い東京電力の『でんこちゃん』、

元気に活躍しているでしょうか？


「じゃん！電気をたいせつにね！！」




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