あっちの世界ゾ〜ン第五十壱夜「学校の不思議」

JUNKOさん談


私が、高校1年の夏でした。

夏休みだというのに、部活のため学校に行きました。

とっても暑くて、とても静かな午後でした。

その日は、私達バレー部と、吹奏学部しか学校にいませんでした。

その日練習に出てきたのは、私の学年の4人と、先輩2人の6人でした。

いつものようにネットを用意し、練習をはじめると、

先輩の1人が、ギャラリー(体育館の2階)に誰かいる と言ったのです。

でも、いるわけはないのです。

なぜなら、私たちしか使わない体育館は、

私たちがカギをあけるため、直前に誰かが入る事なんてないのです。

すると、私の学年の子が、体育館の外の渡り廊下に人影をみたのです。

そんな人もいるわけないのです。

すぐに、廊下を私が確認しましたが、誰もいなくて、

恐くなった私たちは、かたずけて帰ろうという事になりました。

すると、とても静かな体育館の外から、

キキキー (ブレーキ音)

プップー (クラクション)

ガシャーン(衝突したような音)がなったのです。

びっくりして、みんなで外をみてみると、なにもなく、とてもとても静かでした。

そして、かたずけて、私が、ステージの横にある倉庫にボールをかたずけようとして、

ふ と、ステージの片隅をみると、そこには、ソバージュの若い女の人の生首がっ!!


めちゃめちゃ恐かったです。

私が見たのは、横顔ですけど、

すぐ後に、先輩が見に行ったら、(好奇心で)こっちを見て笑ってたそうです。


その日は、みんな、部室でおお泣きです。

その日以来私は、体育館のステージをまともに見れませんでした・・・。

私の通ってた高校の体育館には、お爺さんと子供の霊が出ると噂されていましたが、

出たのは、ソバージュの若い女の人の生首でした。


ふざけんなー!!!





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