真・あっちの世界ゾ〜ン・第七十四夜「深夜の電話・・・」
アバさん談
こんにちわ・・・・ すごくおもしろいですね・・・このHP はまってしまってホント、夜も眠れないほどです。 ・・・あっ!申し遅れました。 わたくし、「アバ」と申します。 私も恐怖経験なら何度か経験しておりますので。 送ってみようかなぁ・・・・なんて思いました。 では・・・読んでみてください。 この話は・・・私が体験した数少ない体験です。 むろん作り話ではありません・・・・・ すなわち・・・「実話」です。 私が大学に入学して大阪から滋賀に来て間も無い頃の話です。 その日は家の周辺に何があるのかわからないため コンビニ・・・スーパー・・・ビデオレンタル・・・弁当屋・・・ と色々何があるのか探し回り収穫があった日でした・・・ 私はそのとき原付に乗り始めて間もない頃で、あまり運転に自信が無く、 暗くなる前に帰りました・・・・疲れていたのでしょうか・・ 夕方に帰ってすぐ寝てしまいました・・・ しかしその睡眠はすぐに妨げられました・・・ 予期せぬ1本の電話によって・・・・・ 家の周りに何があるかわからないぐらいです・・・・ 滋賀において私の電話番号を知ってる人はいません。 家族が電話する場合深夜一時に電話するはずありません。 友達も一時は少ないです・・・今は多いけど・・・ 「おかしい・・・」 そのときそう感じずにはいられませんでした・・・・ 私は電話を取りました・・・・・その電話が何か知らずに・・・ 私、「はい○○ですが・・・」 ・・・「・・・・・・・・ガ・・・ガ・・・ガ・・・ピー・・・・」 私、「もしもし?」 ・・・「・・ガ・・・ガ・・・・ガチャッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 ただわかったのはそれがすごい雑音で何か言ってるような・・・ そんな感じとしかわかりませんでした・・・ その日からです・・・毎日一時に電話が入るようになったのは・・・・ 二日目・・・ 私、「はい○○ですが・・・」 ・・・「・・・・・・・・ガ・・・ガ・・・ガ・・・ピー・・・・」 ・・・「・・・なに・・・よ・・・・・・・・・・なん・・・・・」 私、「はぁ・・・?」 ・・・「・・・や・・・・め・・・・・・・・」 ・・・「・・・・・・ガ・・・・・ガ・・・・・ガ・・・・・・・ピー」 ・・・「・・・・・・・・ガチャッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 聞き取れたのはそれが何か言い争っているような口調であることぐらい・・・・・・ 三日目は気味悪くて電話には出ませんでした・・・・ しかし留守電になってます。 ・・・「なによ!!・・・・・・・いったい・・・・あなた!!」 ・・・「・・・・ガ・・・・・ガ・・・・・ガ・・・・ピー・・」 ・・・「なに・・・・す・・・・・る・・・・・・・・・・・・・・」 ・・・「・・や・・・・・・や・・め・・・・・・・・・・・て・・」 ・・・「・・・ガ・・・ガ・・・・・・・ガ・・・・」 ・・・「・・・・・ガチャッッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 だんだんと解ってきました・・・・・どうやら喧嘩らしいです。 しかしそれはどう考えても現実じゃない出来事です。 電話はここから加速的にリアルになっていきます・・・・・ 四日目・・・・・ ・・・「何よ!!・・・・・・・一体・・・・・・何考えてるの?貴方!!」 、、、「・・・・・・・・な・・・に・・・・・な・・・・・・」←男の声です。 ・・・「なにを・・・・・・・・する・・・・・・で・・・きな・・・い・・」 ・・・「・・・・・・・・もう・・・・・・・・・・・だわ・・・」 、、、「・・・・・・ガ・・・・・・・ガ・・・・・・ガ・・・・」 ・・・「・・・なに・・・・するの?・・・・ど・・・・・・・・き・」 ・・・「そ・・・・・・・・・・・・・・の・・・・・」 、、、「・・・・・・ガ・・・・・ガ・・・・・ガ・・・」 ・・・「や・・・・め・・・・・・・・・・」 ・・・「・・・・・ガチャッッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 この電話は一週間つまり七日で終わります。 ここからは電話線を切っておくべきでした・・・・明らかにやばい雰囲気です。 私はすごい好奇心大盛です。 人間、入るべきでない境界線があることを知ったのはこの日からです・・・・・ 五日目・・・・ ・・・「何よ!!・・・一体何考えてるの?貴方は?」 、、、「・・・な・・・に・・・・・・・・な・・・に・・」 ・・・「貴方が何がしたくて・・・・・・な・・に・・・を・・・・・・・・・のか」 ・・・「・・・・・・もう・・・・・げ・・ん・・・・かい・・・だわ・・・・・・・・ね」 、、、「・・・・・そ・・・・・・・・・・い」 ・・・「な・・に・・・を・・・・・する・・・・・・の?・・どう・・・き?」 ・・・「・・・・そ・・・れ・・・・・・・で・・・・・・・の」 、、、「・・・・・・・・・・・・・・・・」 ・・・「・・・やめて!!・・・・・・・・・」 ・・・「や・・・・め・・・・・・・・・・」 ・・・「・・・・・ガチャッッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 明らかにやばいです・・・・・ 六日目全てが明らかになります・・・・ ・・・「何よ!!・・・一体何考えてるの?貴方は?」 、、、「なにって?・・・・なにもしないさ・・・・」 ・・・「貴方が何がしたくて・・・何を望んでいるのか?」 ・・・「・・・・もう限界だわ・・・・私たち終りね・・・・」 、、、「そうか・・・・・なら・・・・しかたない・・・」 ・・・「何をする気なの?・・・・どうする気!?」 ・・・「それで・・・いったいどうするの?」 、、、「どうもしないさ・・・・・何を・・・驚いてる?」 ・・・「やめて!!!・・・・やめて!!!」 ・・・「キャー!!・・・・やめて!!」 「ゴツッッッ!!ゴツッッッ!!」 ・・・「や・・・め・・・・・・・・・・・・・」 、、、「はぁ・・・はぁ・・・・・・」 ・・・「・・・・・・・・・め・・・・・・・て」 「ゴツッ!」 ・・・「・・・・・ガチャッッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 殺ってしまった・・・すごい内容だった・・・ 寝られなかった・・・全てが夢であって欲しかった・・・ あまりにリアルな「殺人劇」が電話から流れていたのだ・・・・ もう続きはない・・・「殺人劇」は終了した・・・・そう思いこんだ・・・ 思いこんで早く忘れようと思った・・・ もうここの家にいられなかった・・・・すぐに大阪に帰った・・・ 次の日・・・私は家にいなかった・・・・ その次の日も・・・・・ 滋賀から帰ってきた私を待っていた一本の留守電・・・・・ それが何か解っていた・・・・続きがあったのだ・・・・ 最後のメッセージが・・・・・・・・・ カチッ!私はスイッチを押した・・・・ 電話「用件一見再生します・・・・」 そう電話は言うと巻き戻す・・・・・・ 「キュル・・・・・キュル・・・・・・キュル・・・・・」 カチッ! 「・・・・た・・・す・・・・・・け・・・・・て・・・・」 「・・・・た・す・・け・・て・・」 「・・・・たすけて!!」 ・・・「・・・・・ガチャッッッッッ!!」 ・・・「プー・・プー・・プー・・」 電話「午前一時〇分です・・・・ピー・・・」 これがおいらの体験した話です・・・・・ ホント怖くてたまりませんでした・・・・ もうこの事件があって一年と半・・・何にも今はありません。 |
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