真・あっちの世界ゾ〜ン・第八十四夜「はじめまして」
干せ!面倒さっさん談
小心者のくせに、怖いもの見たさでよくこのHPを拝見させてもらってます。 初めて書き込みさせて頂きます。 あまり怖くないんですが、「あっち」の話を。 私が大学2年の時でした。 当時私は大学の敷地内にある寮に住んでおりました。 ある日、夜中に女子寮の友達が「ジュース買いたいからついてきて」というので 女性に弱い私は、二つ返事でホイホイついていきました(笑) ジュースを買った帰り道に、体育館前のベンチを通りかかったとき、 (当時、自販機は学内にしかなかったので寮からいくとそういう道のりになるんです) いきなり彼女が言いました。 「あー こんな時間にも 人 座ってるんだねー」 「え゛?」 私にはなにも見えません。 3メートル先には無人のベンチがあるだけです。 「どんな人がいるの?」 「なんか男の人が座ってて こっち向いて手振ってるよ」 生まれてこの方、女の子置いて走って逃げようと思ったのは、後にも先にもこれだけです。 しかしそういうわけにもいかないので、ありったけの勇気(というより見栄)を振り絞り 「無視して行くぞ」 と足早にその場を去りました。 わかったこと:男の見栄は恐怖に打ち勝つ この他にも、うちの大学には結構そんな話があるんですが、それはまた次の機会に。 |
戻る |