あっちの世界ゾ〜ン第九十七夜「Yさんの談」

たくくんさん談


拝啓

皆さんこんにちわ。

今日は、去年まで一緒に働いていたYさん談の話をしま〜す。


この話を聞いたときは、丁度6月中旬。

外はじめじめしていて、パンツもムレムレでしょう。

その頃、私は都内N町の、とあるビルで仕事をしていました。

その月は、夜勤が続いて、AM2時くらいに、皆休憩をとります。

そこで、Yさんと僕、先輩のNさんの3人でタバコを吸っていました。


元々霊感の強いYさんは、よく金縛り・霊体験をしたそうです。

ある日、Yさんが寝ていると、ベットの周りを誰かが歩いているらしいのです。

ベットの周りといっても、ベットの上のYさんが寝ていないスペースを、

グルグル歩いているだけなんだそうです。

それはまだ、序の口でした。


勤務先の移動により、自分のアパートより勤務先に近い実家で寝泊りしていたそうです。

その時、とても強い霊が来たのを感じたそうです。

体の上に、重い石を乗せられたような状態だったそうです。

しばらく、そんな日が続いたので、彼は、自分のアパートに帰って寝るようにしました。

2週間ほど、何もない日が続いたそうです。

そして2週間後の夜。

寝ていると、あの時と同じ強い霊が来たのを感じたそうです。

Yさんは、「また、来やがった」と、思ったらしいですが、

今度は、かなり強烈だったらしいです。

そして、耳元で、

「やっと、見つけた・・・・。」と、聞こえたそうです。

これは、マジでやばいかも、

Yさんは、お経(確か、Yさんは般若信教)を心の中で唱えたそうです。

すると、また耳元で声が・・・、

「無駄なことは止めろ!!」


その話を聞いた、僕と先輩Nは、

超COOLになったこと、請け合いです。




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