信あっちの世界ゾ〜ン・第十五夜「そんなこともあったっけ」
江村頼子さん談
| こんにちは。 土曜の午後に会社にもぐり込んで勝手にパソコンいじってます札幌人頼子です。 自分のアドレス持ってないです。 ここのHPは仕事中にこっそりサーフィンしてて見つけてしまいました。 体験談・・・ありますが、メール送れないんでここに書きます。 私がまだ高校生だった夏、部活の合宿で小樽市に行きました。 そして夜はお約束の麻雀(女子高生が群れ集って先生交えて)! あーんど怪談! 両方とも盛り上がりましたともええっ!! ・・・問題は帰ってから起きました。 私の実家は札幌市内のT区T駅の近くなのですが、 そのときの合宿は現地解散だったので、私はT駅に一人降り立ちました。 でかい荷物を抱えて少し疲れていたので、少し休もうと、 駅の待合室のベンチに座り込んで雑誌を読んでいました。 しばらくすると、背後から誰かが私の肩を「ぽん」とばかりに叩きました。 私は反射的に振り向きましたが座ったベンチは一番後ろの列で、 すぐ後ろははめ殺しの窓でした。 夏とはいえ午後8時の北海道は既に日も落ち、 ガラスが鏡になって振り向いた私の顔を映していました。 気のせいだということにして、再び前を向き雑誌を読み続けていると、 再び「ぽん」。 ちょっとムッとしながら振り向いてもやはりそこはガラス窓です。 再び雑誌を読み始めると、 今度は後ろ髪を「つんつんっ」という感じで軽く引っ張られました。 そして振り向けば自分の姿が映るばガラス窓。 ・・・ところで私はこの時、少しも恐怖を感じませんでした。 ただ煩わしかっただけで。 こういうちょっと妙な体験はそれまでしたことがありませんでしたが・・・ どうやら世の中にはこーゆー事を先天的に怖がる人と怖がらない人が鋳るようで・・・ 私は典型的な後者らしいです。 そののち数回、髪をなで上げられたり、背筋をくすぐられたり、 耳をひっぱられたりしましたが、全て無視して、(半ば意地になって) 雑誌を読み続けていると、耳元で 「・・なんで平気なんだよぉ・・・」 という若い男の・・・というより子供の声がしました。 「でぇっ!!うるせえっ!!」 とばかりに振り向くと・・・ ガラス窓の中に私の姿と重なってズタズタ血まみれの少年の姿が映っていました。 私は思わずじっ・・・とその映像を見つめ・・・一言ぼそっと 「うまそうな肉だな。食ったろうか」 ・・・そのままその映像はかき消え、ちょっかいを出す気配も二度と起こりませんで、 私は何事もなかったようにのうのうと雑誌を一冊読了してから家路につきました。 やっぱりオバケっていうものは、 「人怖がらせてなんぼ」 という生き甲斐(のようなもの)があるのかもしれません。 |
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