あっちの世界ゾ〜ン第五十四夜「夢だったらいいのに」

かおりんさん談


今回は、私がよく見る夢について書かせてもらいます。

でも、なんだか怪しい夢です。


私には、小さい頃から毎年必ず一回は見る夢があります。

その夢の中には、知らない女の人と私しかでてきません。

で、シチュエーションは毎回同じ。

小さい子供を寝かしつけるとき、

お母さんが布団の横にいてポンポンって布団を叩くじゃないですかぁ。

そういう状況なんですね。

もちろん私が子供で、知らない女の人がお母さんの役。 

私は下から彼女の顔を見上げている、そんな感じです。

身動きは取れません。

だって私はあかちゃんですから…

この髪の長い人って一体誰だろう、そう思いながら見上げているんです。

その女の人、最初のうちは優しくポンポンって叩いているんですが、

だんだん勢いよく手を振り上げてドスンドスンと叩いてきます。

形相も聖母マリアのような優しい顔から、

この世のものとは思えないほど恐ろしい顔に変わって…

幸いなことに叩かれる痛さはないのですが、

あの鬼のような顔をみると恐怖心で一杯になります。

思い出しても、ぞぞぞぉ〜としますね。

身動きが取れないので、彼女の顔がアップになることの恐ろしいこと恐ろしいこと。

皆様にお見せできないのが残念です…

この年になっても見るってことは、トラウマなのでしょうか?


「バク食え、バク食え」


(ちなみに「バク食え、バク食え」とは、悪夢を見たときのおまじないだそうです)





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