信あっちの世界ゾ〜ン・第五十六夜「見えない道」
ナイトブレイカーさん談
ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!また、カキコしてたら落ちたぁぁぁぁぁぁぁッ(;_;) クライマックスやったのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!! と言う訳で、約束どおり(してへんやん(^_^;))長谷部(仮名)君との『あっちの世界』のお話。 これも、私が専門学校に行ってた頃のお話。 長谷部君はすでに某「○急電鉄」に働いておりました。(彼から聞いた恐怖体験もまた色々と…) 彼はなかなか休暇がとれなかったのですが、がんばって(?)まとめて夏休みとして休暇をとりました。 そして、広島は呉にあるポートピアランドに行こう!!と一泊(いや、夜通し)旅行に出かけたのです。 もちろん、例のカ○ーラUで…。(^_^;) その日の深夜の高速は、他には誰も走っていません。(普段はどうかしりませんが) 途中でライトを消したりしながら遊んでいました。(おいおい(^_^;)) 片道300km以上、色んな曲を聞いたり大声で合唱したり、かなり楽しかったです。 高速も三次(だったっけなぁ?曖昧)インターで降り、一路呉へ!! 道なりに白いポールの先に円筒の反射板(?)のついたのが、いくつも並び 「まるで、松明をもってゾロゾロ歩く亡者みたいじゃ。」などと言いながら不気味がっていました。 もしかするとそこが『あっちの世界』の入り口だったのかもしれません。 しばらく走っていると後ろから白いセダン車がついてきました。 あおる訳でもなく、強引に抜き去る訳でもなく、とても紳士的でした。 先頭(と言っても2台だけですが)を走っていた我らがカ○ーラU(笑) もちろんアップライトで、時速約7〜80kmで平坦な道を走っていたのです。 前方、約200m先にちょうど出っ張った崖を回避するかのごとく、道がカーブになっていました。 手前は約90度のほぼ直角カーブ。 そのカーブまで、後70mほど。 「そろそろスピードを落としていくかな?」と私は思ったのですが一向にブレーキをかける気配がない。 F1のファンである長谷部君。 「またぁ、格好でもつける気かなぁ?」 などと思っていると後、20mほどまで崖が、絶壁が迫ってきています。 ブレーキもハンドルも全く動かそうともしません。 そうです、長谷部君にはカーブが、崖が、絶壁が見えていなかったのです。 私 :「うぉぉぉぉぉぉっ!!右やっ!!右に曲がれぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!(>o<)」 長谷部:「う、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!(>o<)」 キッキキキキィィィィィィィィィィィィィィィィ!!! 車はスピンをしながら辛うじてカーブを曲がり、 崖の反対側のガードレールにぶつかる寸でで止まりました。 私 :「ひっひぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ(^_^;)//」 長谷部:「あっあせったぁぁぁぁ。」(おいおい、そりゃこっちのセリフじゃ凸(-_-メ)) 長谷部:「でも、ほんまに焦ったんは後ろの車かもな(笑)」 私 :「確かに(笑)」 その後ろにいた白い車は、かなり焦ったのでしょう。ふらつきながらカーブを通り過ぎていきました。 そして、カーブを終えた所で、その車は消え去ったのです。一瞬、目を疑いました。 長谷部君もそれは目撃していました。 2人で「なんやったんや…あれ……」 とまぁ、そんな事ばかり考えてる場合じゃありません。 我らがカ○ーラUがJ○Fのお世話にならんでいいか調べねば(^_^;)。 色々調べた結果、 道路の中央にある小さなパイロン(俗称コーン)を踏んづけペチャンコにしたぐらいでした。 そんな物は、放っておいて(おいおいおい!!(^_^;))先を急ぐ事にしました。 その後は、とくに何事もなく、無事に呉ポートピアランドについて遊びまくりました。 それで帰り道。あのパイロンのあった場所を一目見て帰ろうと、来た時と同じ道を帰っていきました。 しっ、しかし!! ないのです。パイロンなんて。いや、そんな崖のせり出たカーブすら見当たらないんです。 道も絶対に間違っていません。地図も確認したのですが、そんな場所、近くにないんです。 んでは、あそこは一体、どこやねん!!!(^_^;) その事で、2人で色々と言い合ってる内に更なる事実が…。 長谷部君…あのカーブ。見えていなかっただけでなく、直線の道路が見えていたそうです。 あのポールに反射板が立ち並ぶ直線が…。 ゾゾゾゾゾッッッッッッッッッッッッッッッッッ(;_;) |
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