あっちの世界ゾ〜ン第八十七夜「怪談」

忍者TAKA(初心者)さん談


※この怪談は忍が本所で公演した物を編集した物です
ちなみにこの怪談は人から聞いた物を忍が編集した物です
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ある夏の暑い日

少年は踏切の前に居ました

遮断機は降りていて

周りには鐘の音が鳴り響いてます

かーんかーんかーんかーん・・・

かげろうゆらめく遮断機の反対側

白いワンピースの女性が立っています

みーんみーんみーん・・・

がたんごとんがたんごとんがたんごとん・・・・

遠くから電車が近づいてくる

かーんかーんかーんかーん・・・

みーんみーんみーん・・・

かげろうのなか

白い影が動きました

遮断機をくぐり

線路の真ん中に飛び込みました

ききききききききききいいきききききききいいいいい

辺りにブレーキ音が響きわたりました

どんっ

鈍い音があたりに響きました

と、その時

ころころびちゃっ・・・

少年の足もとにサッカーボールが転がってきました

少年は思わず見入ってしまいました

それは女性の首だったのです

白い肌と乱れた黒髪で首がサッカーボールに見えたのです

少年はその首と目が合ってしまいました

すると・・・

生首は血濡れた紅い唇を震わせ・・・

「なに、見てるのよ・・・・・」と・・・・つぶやいたのです

みーんみーんみーんみーん

かーんかーんかーんかーん・・・

<<< ヲワリ >>>



忍者TAKAは本所時代村で時々怪談をやっています

気が向いた方は下記リンクから

本所時代村をダウンロードしていらしてみてください


http://www.gcoj.com/japanese/index.html





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