あっちの世界ゾ〜ン第九十八夜「心霊スポット」

MRCさん談


どうもこんにちわ。

少し前に掲示板に体験を書こうかどうか迷っていたMRCです。

今回は思い切って書いてみたいと思います。

でも私が体験したことではなく友人から聞いた話を書こうと思います。

ちっとも恐くないかもしれないし友人の話が嘘かもしれないし。

またどこかの本とかで紹介されてた物かもしれないのでもしそうであったらご勘弁ください。

その友人は結構嘘つきなのです(^^;


では書かせていただきます。


あれは一昨年の12月ぐらいだったと思います。

友人のSは彼女と2人の男女(カップル)計4人で心霊スポットに行こうと言うことになり

某県の有名な心霊スポットである○○トンネルへと向かいました。

やはり有名だけあってこの寒さの中

結構たくさんの怖がり好きの人達が10組ほどいたそうです。

しかしだいたいの見物人はそのトンネルの辺りを見て恐くなって帰ってしまうそうです。

しかし本当に恐いのはそのトンネルを

過ぎたところ又は隣のトンネル(よく覚えていません)だったのです。

しかし友人のS達は

そのことを知っていたためあっちの世界のトンネルへと向かいました。

4人とも霊感があるわけではないので恐いという感覚はまだなかったのでしょう。

車に乗り込み話もはずんできました。

しかしそのトンネルに近づくにつれ4人の口数も減ってきました(まぁそうでしょう)。

そのトンネルへとやってきました。

辺りに見物人はなく友人の車とその後ろからついてくる車の2台だけでした。

まぁ2台いたせいか友人も少しリラックスしてそのトンネルに入りました。

そしてどきどきしながらトンネルを進み

ちょうど真ん中で車を止め窓を開けて辺りを見回しました。

4人は霊感がないので当然何もわかるはずがなく

S「なんだ全然恐くないな」

彼女「そうね、つまんないね」

と、言いながらトンネルを出ることにしました。

そしてトンネルを出て窓を閉めようとパワーウィンドに手をかけすべての窓を閉めました。

しかし、運転席後ろの窓が閉まる直前(残り10センチ辺り)まできて閉まらなくなりました。

友人の車は父から借りてきたものなので

かなり焦って何度も閉めようとしましたがしまりません。

と、その時、後方からついてきた車がパッシングしました。

友人はこっちはもっとのんびりいきたいんだから抜いてきなって思いましたが

その車は何度も何度もパッシングするのです。

あまりにもうっとおしいので友人は車から降り、後ろの車に文句いってやろうと思いました。

S「おい、抜いていきたいなら行けばいいじゃねーか」

後方の車の兄ちゃん「お前ら何してんだ」

S「は?」

友人はその言葉の意味がわかりませんでした。


後方の車の兄ちゃん「お前ら窓に子供がはさまっとるぞ」


その言葉を聞いた友人はサーっと血の気が引きました。

速攻で車に戻ると他の3人には何も言わず車を走らせました。

その間も友人が何を聞いてきても答えず

車のミラーを反対側にしながら後ろをみないようにして帰りました。

ようやく街まで帰ってきて、友人らを降ろし家まで帰ってきました。

しかし車の窓はあいたままです。


友人いわく「まだ閉まらなかったら恐いじゃないか」です(当然かな)


次の日友人の父が出勤して帰ってきたときには閉まっていたらしいですが

父に窓のことを聞こうとしましたが何も言ってなかったので聞かなかったそうです。


友人いわく「もう心霊スポットにはいかねー」でした(当然です)


以上です。


なんか文も変だし恐くもないですね。

もしかしたらどこかの本に書いてあったのかもしれませんから

知ってるのであればもちろん削除してください。

長々とすみませんでした。





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