あっちの世界ゾ〜ン第二十六夜「某リゾートのお話」

うーさん談




長いかも知れません。堪忍してくださぁい。


事故の多いところってなにか理由があるって言いますが、そのお話です。


場所はマレーシア東海岸にある某フランス資本のリゾート地☆海クラブ。

ここは東海岸の田舎の方という場所柄もあって

なかなかブラックマジック系の呪術が広く信じられているところです。

しかもこのリゾート、ジャングルの中。

古いジャングルのため良くないものが集まって気易いらしく毎年事故が絶えません。

スタッフが水死する、ショーの最中に落下して即死する、

スタッフ同士のもめ事で自殺者がでる、お客さんとスタッフが海難事故に遭う。などなど

必ず少なくとも年に1回は死者が出ます。だから当然のようにそういう話も多いようです。


私の仲のいい友(中国系)が今年行ったときの話。

ここでは毎晩スタッフによるショーがあります。

スタッフはそれぞれチームに別れててその晩はサーカスチームのショーの日で、

(空中ブランコとか綱渡りとかそういう事するチーム)天井からつるしたロープを

足に引っかけてって言うショーだったそうです。

より面白くするため、命綱は着けていなかったそうです。

で、演技?していたのはそのチームのベテランのチーフ。

と思いきや演技の最中、

突然足がロープから外れてしまい、かなりの高さから大理石の床に頭から真っ逆様に落下。


ゲストの目前で頭蓋骨が砕け、脳やら脳奬やらが飛び散る大惨事。


それを目の前で見てしまったその彼女と観客は最初何が起こったのか判らなかったそうです。

で、落ちてきたとき、あ!とは思ったのに

身体がスローモーションみたいに全く動けなかったのだそうです。


彼女が出かけるとき、今年は事故が何にもないといいね、

と言っていたのにまたしても事故が起きてしまったようです。


でもね、このジャングルで毎年必ず山羊とか生贄出してそういった悪いもの?

を鎮めようとはしてるんだけれど、そういったものが強すぎて全く効果ないみたいです。

きっとこの分で行くと来年も再来年も

ずっとなにかしらの死傷者の出るが起きるんだろうなと思います。







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