深あっちの世界ゾ〜ン・第四十九夜「後ろで歩くモノ」
てっぺーさん談
ども。てっぺーです。 そう言えば、初詣に行った帰り道、変な気になりました。 彼氏と行ったんですが、帰り道、二人で歩いてるすぐ後ろ(5mぐらい)を誰かが歩いていたんですね。 「誰か近くにいるから、あんまりでかい声で話もできんなぁ」 とか思いながら歩いてたんですが、彼氏の方はなんも気に止めず(元からそういう奴だが...) でかい声で話をするんですよ。 「あんまりでかい声出すと、後ろの人に丸聞こえだよ。」 みたいな事を言ったら、彼氏が 「え?後ろ?ああ、あんな後ろにいる人に聞こえるわけないじゃない」 みたいな事を言うから、え?すぐ近くにいるのに...?と思って、振り返ったですよ。 そしたら、ほんとーにずーっと後ろにしか人がいない。 500mくらい後ろかなぁ、それくらいの所に人影が見えるだけ。 あれー、気のせいだったか。 そう思って気を取り直して歩き出したですよ。 そしたら、やっぱり、後ろに誰かいる気がする。 チャクチャク...って足音もついて来る。うん...? で、振り返ってもやっぱりいない。 おっかしいなぁ、と思って歩き出す。またついて来る...。 そんな事を数回繰り返してたら、その内、その足音が近づいて来る...。 どんどん、どんどん近づいて来る...。 あ、ヤベ、と思った時には1mもなかった。 思わず彼氏の腕引っ張って、走り出しましたね。 「おい、何?いるのかよぉ」 そんな情けない声を無視し、車に駆け込んだらいなくなったみたいだったけど。 もしかしたら単なる気のせいだったかもしれず。 彼氏が人にこの話しをしようとすると、怒るくせに、自分ではここで思いっきり書いてます。(笑) |
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