深あっちの世界ゾ〜ン・第六夜「二子○川であった話」
三堂りあるさん談
ひさしぶりに投稿します、「三堂りある」です。 今回は東○田園都○線の「二○玉川」の話です。 少しヒントを与えると「ナ○コワン○ーエ○グ2」のある所です(笑) ここに大学の先輩が下宿していました。 先輩は自炊とか全然しない人なので、その日もコンビニで夕飯を買っていました。 自転車に乗って近道のルートを走っていました。 車の通りが多い道だったので先輩は歩道を走っていました。 前から来る車のライトとかで、眩しくて何も見えなくなりました。 視界がはっきりした時、 目の前に下を向いて歩いている人が先輩の自転車のすぐ前にいました。 (ダメだ。止まれない!ぶつかる!) 先輩はそう思ったそうです。 でも予想に反して自転車はその人にぶつからず、というよりも「すり抜けた」のだそうです。 そう、自転車に乗っている先輩をも、すり抜けていきました。 それ以来、先輩はそのルートを使わないとのことでした。 「一体何なんでしょうね?」と尋ねる僕に対して 「知らないよ。振り向くのが怖くて全速力で帰ったから」と先輩。 そこの交通事故とかで亡くなった人の霊なのかな? と僕は思いました。 しばらく黙っていた先輩が 「実はな、そいつが俺をすり抜ける瞬間、俺、そいつの顔を見ちゃったんだよ・・・」 その正体に興味を持った僕は、当然続きを聞きました。 「そいつの顔さ、”俺”だったんだよ。」 |
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