深あっちの世界ゾ〜ン・第七十夜「奇妙な体験談(第一部)」
桃の助さん談
はじめましてです。毎日少しづつですが、読ませて頂いております。 私も結構な体験を色々しているのですが、今回は奇妙な体験談を・・・。 それは2年前のことです。 ある夜に仲良し5人で、豪遊した後、良い覚ましに公園ではじまった怪談のとき決定してしまいました。 「チキチキ・怖いもの見ようツアー」をやろう!ってことに。 時間は経ち、翌週の金曜日に参加者総勢9人で決行しました。 車3台で、よくテレビなどでも紹介される有名所を選出していたのですが、 知人Oさんが恐怖の体験をしたI県の某洞窟へ急遽向かう事になりました。 向かう過程のなかではなにごとも無く、無事到着しました。 ・・・が、なんと「営業時間9:30から」の看板が、そして駐車場には強固なフェンスがありました。 しかも入場料一人800円・・・高い、というか、こんな一般公開されてるとことが、なにかあるのか? 不平不満もあがりましたが、来てしまっては、もうあとの祭り・・・。 しかも、各車ごとで大変恐怖談に花が咲いていたらしくもう既に、 帰りたがっているものもいました。が、思いとどまらせ、とりあえず寝て待つことに。 私は、全く眠れませんでした、ゴソゴソとしていると同乗者のY君とM君も起きていたようで、 「そのへん、探索しよう!」ということになりました。 あたりは、かなり暗く非常に不気味この上ないシチュエーションでした。 (その場所は山道でして、昇る方向に進みました。) 右側は、ガードレールで左側は崖のような斜面です。 その斜面の途中に、小さな階段が現れました。少し、くねった階段でした。 Y君「上がってみる?」 M君「行ってみよっか?」 私「なんか、怖いな。オレパス!ここで待ってる。」 と、私は待つことになりました。なぜ怖かったか、私は高所恐怖症なのです。 それを知っていた二人は、「じゃあ!」と言い残し階段を上がっていきました。 私はしばらく、見ていたのですが暗闇で見えないほど上に行ってしまったため、 廻りを見渡しました。非常に怖い!誰もいないし、車も見えない。 タバコを2本、3本と吸って、30分ほど待ってました。来ない。 なかなか、帰ってこないんです。寒さ(11月)と怖さに負けた私は一人、 ポツポツと歩き出し車に戻りました。そこでふっと気が付くと鍵をもっていない。 あぁ、Mが持ってるんだ!と気が付いた私は、O君を叩き起こし、 O君の車で寝かせてもらいました。そして、そのまま朝に・・・。 Aさんに起こされました。二人が戻ってきていません。 ちょっと焦りましたが、「まさか」というのもありみんなしばらく待ってました。 が、一向に帰ってきません。 ちょっと見に行こうということになり、昨夜の階段へ向かいました。 「あれ?」と思わず声を上げてしまいました。 無いんです、行けども行けども山の斜面・・・。 もう明るい日差しも差し込んでいるため見とおしは、かなり良かったです。 が、無いんです。階段が・・・。 私は少しパニックになりました。 みんなも、私を攻め立てます。 私の顔色を見て、本気と悟ったO君は、 「やっぱ、この山マズイのかなぁ?」と腕組して考えるポーズを取ってました。 そして、O君がもう一度なにか言おうとしたとき、あ!いた!!! 右手のガードレールをまたいで戻ってくるY君とM君が。 全身汗まみれの泥まみれです。かなり、興奮状態でした。 みんなを確認するとヘナヘナと座り込んでしまう始末・・・。 場所をかえ、車に戻りY君とM君の奇妙な体験談が始まってしまいました。 それは・・・ Y君とM君が、私と別れてしばらくしたころ現れたそうです。 人一人分のスペースしかない、階段をY君・M君の順番で上がっていきました。 途中に踊場(?)のようなスペースがありそこで、しばらく休憩していたそうです。 すると、誰かが上がってくる!?I(私)か?と思った二人は、待っていたそうです。 すると、白いコート(?)を着た髪の長い人が・・・。 それを確認した瞬間「ヤバイ!」と二人とも思ったそうです。 Y君が走り出し、1歩遅れてM君も階段を駆け上がったそうです。 M君いわく、その間少し遅れてソレも追っかけてきてるような感じだったそうです。 無我夢中で駆け上がった二人は、頂上らしき場所に着きました。 そこには、なんと鳥居があったそうです。 さらに気味が悪くなった二人は、戻るに戻れず、他の逃げ道を探したそうです。 が、なんと!!!そこには! ------------------------------------------------------------------------------ も、桃の助さん、続きが(^^;気になってしかたありません。 ご連絡ください。 いたこ28号 |
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