あっちの世界ゾ〜ン第八十夜「貯め池!」

にぎりっぺ大将さん談




ダムが怖いばかりでなく、水がたまる場所は霊が溜まりやすいそうですよ。

この話しは、家の近所の町の町専用の貯め池か貯水池で起きた話しです。


おいらの友達のおばさんは霊能力的な力があります。要するにあっちの世界の隣人なのです。

そのおばさんはそこの町に住んでいます。

そしてそこの町で有る噂が立ち始めました。

“あそこの池に夜行くと何かが出る!”

それは瞬く間にその町に広まり、夜な夜なアホンだらの若者が見物に出かけるようになりました。

その中の友達の一人が、火の玉が浮遊するのを見ただの、白いもやが・・・などと言ってました。

別段気にもしてなかったその話題に、例のおばさんがおいら達に真顔で

“あんた達あそこには近づいたら行けないからね”と叱り付けるように言いました。

さすがのおいら達もそこには何かある!!そう思いました。

そのおばさんがいおいら達にわざわざ言うくらいだから、

かなりやばいんだと思いおいら達はその池には近づきませんでした。

奏功しているうちに、事態は収まらなくなり、そこの町役場が池を調査する事になったのです。


するとそこからは一体の腐乱した死体と、

車ごと沈んだいた一組のアベックの白骨死体が池のそこから出てきたのです。

しかし今なおアベックのほうは身元が分かってないのです。

腐乱死体はその町に住む行方不明になっていた人でした。


おばさんいわく、


“ありゃー完全に引っ張られたね”


でした。


こんな風に水が溜まる所は怖いのです。皆さんも気を着けてください。

最後にこれとよく似た話しが四国のどこかのダムにもあります。

この話しは新聞に載りその書き出しが、ダムに夜な夜な女の霊がみたいな事がかかれていました。

この話しは知っているのですが

場所がいまいちわからないんで、誰か知った人がいれば教えてください。







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